僕たちを忘れていく君に。2 (ページ18)

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Story.66 ページ18

「「「えっ？」」」

サポート、？

俺ら、で………？

藤原「恭平、どういうこと？」

高橋「そのまんまの意味っす。例えば、仕事場まで一緒に行ったり、こまめにAの家行ったり。そしたら、Aのこと守れると思うねん。」

ええやん、そう言おうとした俺を遮ったのは、

「恭平、それはあかんよ。」

高橋「なんで？」

「みんなに迷惑かけれ………高橋「だからそれが嫌やねん！」………。」

高橋「迷惑かけろや！心配かけろや！やって、…やって俺ら、メンバーやん！」

「えっ。」

そう言った恭平の目からは、涙が溢れていた。

そんな様子の恭平に、Aは言葉が出ないようやった。

2人は親友や。

お互いのいろいろなことを知っとるんやろう。

やからこそ、涙を流す恭平を見て、言葉が出なかったんやろう。

高橋「俺らのこと、頼ってや！なあ、A！」

恭平がそう言葉を足すと、Aは、

「………ありがとう。うん、わかった。みんなのこと、頼ってもええ？」

「「「A/Aちゃん………。」」」

ようやく、ようやくや。

ようやく頼ってくれた。

大橋「もちろんやで！」

道枝「俺らに出来ることならなんでも！」

「ほんまにありがとう。」

そう言ったAの目が潤んでいたのは、ここだけの秘密。