Story.49 ページ49
「A！」
「あっ、優太。おはよ。」
翌日、俺は昨日Aに言われたように、平野の家の前に来た。
「平野は？」
「インターホン押しても多分出ないから。だから待ってる。」
「先に行ったっていう可能性は？」
「ないない！私、ここで30分待ってるから。笑」
「えっ、30分も？」
「うん。」
普通30分も待たないだろ。
風磨さんの言っていたことが間違っているのではないか、そう思った。
と、そのとき、
「あっ、紫耀！」
「マジだったんだ。」
「私は嘘をつかない、昔からそうでしょ？」
「で、本当に3人で行動するの？」
「うん。優太の許可も貰ったから。」
「………俺、Aに何をされようが、何を言われようが、Aに酷いことするから。」
「大丈夫。私が絶対止める。それに万一、そうなったとしても、何もしなくても後悔するよりまし
だから。」
やっぱり、Aが俺から離れていきそうで怖い。
それぐらい、Aは平野のことを想っているんだと改めて知った、
「………呆れた。好きにすれば？」
そう、平野は足を進めた。
「ちょ、紫耀待って！優太も行くよ！」
「うん。」
やっぱり、俺は3人で行動するのを反対するべきだったのかもしれない。
風磨さん。
風磨さんが言ったこと、本当に信じていいんですか？
.
続編の準備が出来次第、公開します！
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しおり(プロフ) - 名前変換が出来ないんですが…… (2020年1月18日 16時) (
レス) id: 96f5ada8d8 (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん(プロフ) - ありがとうございます。削除しないので、これからも読んでいただけると嬉しいです。 (2019年5月31日 22時) (レス) id: 97ba7d9845 (このIDを非表示/違反報告)
なつみかん(プロフ) - いつも見てます！消さないでください！ (2019年5月30日 20時) (レス) id: bd9756f7dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひーちゃん | 作成日時：2019年5月16日 19時
