Story,28 ページ28
「きれ〜い！」
あれから紫耀と別れた私たち。
夜になると、このスポットは夜景が綺麗だ。
思わず口にしてしまった。
「よかった。喜んでくれて。」
「喜ぶよ。好きな人となら、何してても喜ぶよ。」
「………A。」
「ん？なに？」
「………手。」
「えっ？」
「繋いでもいい、かな？」
「うん。いいよ。」
「………一つ聞いてもいい？」
「なに？」
「Aって、その、恋愛経験って、ど、どれぐらいある、の？」
「前にも言ったけど、初恋は紫耀。彼氏は優太で2人目だよ。」
別に、隠すつもりはなかった。
だから言った。
「そ、そっか。1人目って平野じゃないの？」
「違う。でも、その話には触れないで。お願い。」
「うん、わかった。」
私の1人目の彼氏。
それは思い出したくない。
けど、彼がいなかったら過去に戻れることはなかった。
感謝していいのか、してはいけないなのか。
わからない。
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しおり(プロフ) - 名前変換が出来ないんですが…… (2020年1月18日 16時) (
レス) id: 96f5ada8d8 (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん(プロフ) - ありがとうございます。削除しないので、これからも読んでいただけると嬉しいです。 (2019年5月31日 22時) (レス) id: 97ba7d9845 (このIDを非表示/違反報告)
なつみかん(プロフ) - いつも見てます！消さないでください！ (2019年5月30日 20時) (レス) id: bd9756f7dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひーちゃん | 作成日時：2019年5月16日 19時
