Story.14 ページ14
「えっ？」
「会ったの、昨日。偶然テレビ局で。」
「えっ、それでどうしたの？」
「なんでなにも言ってくれなかったのか、って聞かれた。私、答えられなかった。というか答えち
ゃいけないんだ。そんなとき、賢人くんが偶然現れて。」
「けんとくん？」
「あっ、山崎賢人くんね。それで助けてくれた。」
「………そっか。Aはどう思った？」
「えっ？」
「キンプリのみんなと会って。」
「………どうも思わないよ。もう私とみんなは他人だもん。」
「違うよ。A、それは違う。」
と、涼が真剣な眼差しで私を見ながら言った。
「どういうこと？」
「キンプリのみんなとAは他人じゃない。一緒に辛いことや苦しいことを乗り越えて来たんじ
ゃないの？」
「………。」
「それに、今は違くても、昔はメンバーだったんだよ？だから他人なんかじゃない。」
「涼………。」
涼の言う通りなのかもしれない。
でも、私は他人だと思わなければならない。
「さ、もうこの話はおしまい。楽しい話しよう？」
「………うん。」
涼、昔と変わってないな。
変わったのは私。
昔みたいにバカなことして、笑いたいな。
.
でも、もう昔の私に戻ることは絶対にないだろう。
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loveれんれん - 頑張って下さい (2019年1月26日 21時) (
レス) id: e65fa18912 (このIDを非表示/違反報告)
matsuhi1214(プロフ) - 誰が喋ってるのか分かんないけどので、言葉の始まりに名前つけてほしいです(--;) (2019年1月25日 0時) (レス) id: 83325ab943 (このIDを非表示/違反報告)
★ひらいわ★キンプリちゃん(プロフ) - ずっと思ってたんですが海斗じゃなくて海人ですよー (2018年12月7日 16時) (レス) id: 238839229d (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん(プロフ) - 亜美さん» リクエストということでしょうか？ (2018年11月30日 12時) (レス) id: 97ba7d9845 (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん(プロフ) - ゆうりさん» ありがとうございます！ (2018年11月30日 12時) (レス) id: 97ba7d9845 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひーちゃん | 作成日時：2018年11月13日 20時
