夢？幻？すとぷりハウス！【すとぷり】 ページ22
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────『次は○○駅〜…』
「ん…」
電車の中で目が覚めて寝ていたことに気がついた。
そろそろ着くかな、危ない危ない。
「…え？……○○駅？」
ちょっと待って、どこ！？！？
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・
・
遂にやりました、電車で寝過ごしました。
慌てて次の駅で降りたけどどうやら知らない所まで来てしまったらしい。
おまけにスマホの充電まできれてタイミング最悪…
神様、私…何か悪いことしました？
「家、帰れないよ…(泣)」
半泣きになりながら周辺をウロウロしていたら
ポツリと頬に水が…
え、と思ったのもつかの間
ザーッと降り出した雨。
「え、うそでしょぉぉ！？」
こんなときに大雨とか…
少女漫画のヒロインでもあるまいし！
とりあえず屋根のあるところへと避難して雨宿りをしてみるけど、一向に止む気配はない。
ずぶ濡れのままそこに座って待つしかなかった。
そんなとき…
？「大丈夫？」
三角座りをして顔を伏せていた私の頭上から聞こえた優しい声。
私…この声、知ってる……
ゆっくりと顔を上げるとそこにいたのは、
？「どうしたのこんな所で、ずぶ濡れじゃん！」
「…！！わっ、あ、あの、、あの！」
ん？って優しい顔で私を見つめてくれる。
かっこいいその声と、赤い髪。
「莉犬くんっ、ですよね…？」
莉「えっ、まさかのリスナーさん！？」
私を助けてくれたのは、
莉犬くんだったのです…！
・
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作者名：ひなぴ | 作成日時：2018年5月31日 0時
