彼女のギャップにハマりすぎている俺はそれそろヤバイです。

5話 ページ5

伊野尾「大ちゃん、合コンっていつ？」

有岡「今日だよ？」

伊野尾「今日！？嘘だろ！」
俺合コンとか行ったことほとんどねぇから心の準備が！！

有岡「なんか都合悪かった？」

伊野尾「いや、大丈夫…」

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そんなこんなで、今俺は集合場所の居酒屋にいる。


「あれ？伊野尾くんじゃん！！」
誰だ？この声は？と振り返ると美少女ではなく高木だった。

伊野尾「あー、なんだ高木かよ…」


高木「高木かよって酷くない？久しぶりだね！！」



高木は高校でよくつるんでたやつだ。
大学は別になったが、たまにみんなで集まって遊んだり飲んだりしてる。



高木「有岡くんについてきたの？」

伊野尾「なんでわかったの？」

高木「伊野尾くんがこんなところくるの珍しいからさ、有岡くんが来てるのかな？って」


有岡「伊野ちゃんはいちごちゃん目当てできたんだよ！！」
俺を置いて他の友達の所に行ってた大ちゃんがいきなり話に割り込んで高木の耳に小声で言った。


高木「いちごちゃんって？」

有岡「確かもう来てたと思うけど…」
俺たちは周りを見渡す。

有岡「いたいた！あそこにいるフリフリのピンクの服を着てる子！」

高木「伊野ちゃんの趣味ってあんななの？」



伊野尾「別に好きなわけじゃねぇーよ！」

有岡「気になるんだよねー(笑)」

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