【twst】唯一の4年生は小さかった (ページ1)

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NRCの4年生ページ1

やぁやぁやぁ、初めまして

僕の名前は、シャークネア。

NRC4年のシャークネア・レイズだ。

ちなみに僕とは言っているが、実際問題一人称が僕なだけで、性別なんてどっちでも構わない。
まぁ、僕自身性別自体がよくわかってないからなんだがなww
まぁ、一応この学園は男子校というらしいから、君たちの想像で構わないんだけどね。
制服は、他の子と同じだよ。ベストの色は黒。
魔法石の色は灰色だよ。…え、ブロットが溜まってるんじゃないかだって？？いやいや、灰色とは言っても、白に近い灰色だよ。
それにブロットが溜まっているなら、色は黒に近い灰色だ。

これから、植物園に行こうと思ってたんだけど…
なんでかいきなり学園長に呼ばれてしまったんだ。
ほんっと、あの烏って人使い荒いんだよ。

そんなこんなで、学園長室についた。

「学園長～、まぁた厄介ごとですかぁ？
僕、レオナんとこ行きたかったんっすけど…」

レオナってのは、僕を知る数少ない後輩だ。
いや、実際は先輩のはずなんだがなぁ、4回も留年してるから、今や僕の方が先輩になってしまった…

いや、4回も留年するなよ…

「おや、レイズ君。それはすみませんでしたねぇ…ええ、いえ、厄介ごとではないのですが……いや…少々…かなり…面倒事…では、ありますけれど…
まぁ！レイズ君なら、安心して任せられそうです。」

最初の言葉の謝罪が全然申し訳なさそうではないのと、厄介ごとではないと言いつつ、面倒事と言っているあたり、この人は最初から僕に押し付けるつもりで呼び出したんだなという事は、目の前で嬉々として話してるこの学園長を見れば、一目瞭然である。

はぁぁぁ…今度はなんなんだ。

「学園長、話が長すぎてよく分からないので、簡潔にしていただいても？？」

「ふむ、実はこの前の式典で問題を起こした異世界から来た生徒の事なんですがね……って、レイズ君待ちなさい、話は終わってませんよ。」

式典で問題を起こしたという言葉を聞くや否や僕は、学園長室から出るためにドアノブに手をかけた。

「…僕、リリアちゃんとレオナ以外の今の生徒と関わりたくないんで、この話は無かったことに……「シャークネア・レイズ生徒会長君。」……はい。」

生徒会長。すなわちこの学園内で唯一教師と同等の権力を持つ生徒の事。

ちなみに、寮長というものは決闘でもなれるが、生徒会長というものは、学園長からしか授かることができない唯一の名誉である…らしい。