まじっくぱわー

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ありおかside


知念がどうしても病院に行きたくないってぐずってます。


でもなぁ…一応検査しておきたいし、脱水もありそうだし点滴もしたいねって伊野ちゃんと話してたの。
熱もあったら辛いだろうし、早く楽にしてあげたいのは俺も同じ。

有「知念、身体しんどいでしょ？病院行って早く楽にしてもらお？」


知「やだ…っ、ぐずっ…」


うーん…困ったなぁ、苦笑


伊「大丈夫。無理やりやったりしないよ？」


知「…いつもそうやって言うもん…っ、泣」


伊野ちゃんでもだめ。たしかに、知念ってちっちゃいから抱っこして抑えてやっちゃうこと多いもんな…


どうしたものか、と悩んでいると…


山「ちぃ？頑張って行ってこようよ。俺も一緒に行くからさ。伊野ちゃんと大ちゃんが悪いことしようとしたら、俺が守ってあげる。」


知「…ほんと？」


山「うん、ほんと。嘘つくわけないでしょ、笑」


知「じゃあ……行ってあげてもいい、けど…」


お！さすが山田っ！



………でも、俺ら悪者みたいになってない…？


まぁいっか。知念が行くって言ってくれたしっ！


伊「よーし、知念ちゃんえらいえらいっ。じゃあみんなで行こうね〜」


マネージャーに送ってもらい、病院に着いた。


伊「準備して来るから、山田とここに横になって待っててね〜。大ちゃんは俺と一緒にきて。」

有「りょうかーいっ」

伊野ちゃんを手伝って戻ると、またぐずぐずしてる知念。


有「知念？どしたの、」

山「また気持ち悪くなってきちゃったみたい。」


あらら…


伊「吐いちゃいそう？」


知「わかんな、っ…きもちわるい…泣」


一応ガーグルベース用意しといた方が良さそうかな…


有「いのちゃん！これ、」


伊「ありがとう。知念、戻しちゃいそうだったらこれね？

……ちょっとだけ診察してもいいかな？」


知「…だめ、泣」


だめ、って…
可愛いよ？可愛いけど…山田といのちゃんにやけすぎ。笑


伊「ふふっ、だめかぁ…そっかそっかぁ、」

え、なんで納得してんの！？笑


伊「って、ダメはないのよ知念ちゃん。笑」

ああ、よかった、！笑


知「なんで…っ」


有「なんでって…診察しないとお薬も出せないんだよ？そしたらずーっと辛いままだね。いいの？」


知「…どっちもいやぁ、っ…だいきいじわる…泣」


山田は知念の味方でいるって言っちゃったし、伊野ちゃんはなんかよくわかんないから仕方なく俺がちょっと厳しく言ってやったのに。


………いじわる、だって…泣

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