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僕達が出会ったのは今から12年前。
現在は平和第2中学校に通っている中学3年生だ。
僕の名前は、藤枝仁。そしてA、寺島テオと一緒に通っている。
僕達は幼馴染なのだ。家も近所で、毎日お互いの家を行き来している。
急な話だが、僕は、Aのことが好きだ。
僕がAのことを好きになったのは、今から約10年前。僕達が5歳の頃だ。
小学生に、僕がいじめられてるのを、Aが助けてくれたのだ。そこから、僕はAのことが好きだ。
彼女は僕の気持ちに全く気づかない。寺島には僕の気持ちはバレバレだ。
「お前、顔に、『Aのことが好きです』って書いてあっぞ笑」
と言うくらいだ。なのに、彼女は僕の気持ちに全く気づかない。鈍感と言ってもいいだろう。とにかく鈍いのだ。
僕達は3年間ずっと同じクラスだ。仲が良すぎて、先生に呼び出しを食らうことがある。
「お前、Aと付き合ってんのか?」
と言われるくらいだ。僕達が通っている学校には謎の「恋愛禁止令」が校則にある。僕には理解不能だ。「恋愛」は楽しみの一つなのに。なぜ、それが禁止されるのだろうか。
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匿名 - オリジナルフラグを外して下さい。これは違反です。ルールを守って小説を書くようにして下さい。 (2018年7月22日 23時) (レス) id: 671ba3a611 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひな | 作成日時:2018年7月22日 22時