烏間「俺の生徒は」桃井「反抗期で」菅原「宮城の人に」茅野「よく会うらしい」影山「迷い始める天才少女」パート２

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A「実はね、」




母さんが落ち着いてから、話し始める




A「Ｅ組の先生、すごい人なんだ。理事長先生と同じくらいわかりやすくて、面白い先生なの。エンドのＥ組って言われてるけど、私達Ｅ組からしたら、その先生のおかげですっごい楽しく過ごせてる。少なくとも、Ａ組よりは断然楽しい」




名前は伏せておいて、正直に話す




珠美「楽しい楽しくないは聞いてないのよ！！学力が大事なのよ！！世の中は！！！」




A「こｒ...先生だってすっごいわかりやすく教えてくれる！学力だって絶対に上げられるから...！」




危ない、名前出すところだった




珠美「でも聞いたわよ。前期中間テストに時、Ｅ組は全然下だったらしいじゃない。急に範囲が変わったからって追いつけなきゃＥ組はＥ組なのよ」




A「それは...！」




そう、私もずっと気になっていた




なんで殺せんせーがいるのにもかかわらず、中間テストであんなに低かったのか




確かに、今までと比べて上位にいる人は上位にいた




けど、半分以上は今まで通りと言ったところだった




A「でも、最近じゃあＥ組全員のテストの点数だって上がって来てるし...」




言い逃れができない




また沈黙が続く




母さんの顔色を伺う




と、少し明るくなっている気がした




珠美「...わかったわ。そんなに言うんだったら、次のテストで１位か２位を取りなさい。取ることが出来たらＥ組に残っていいわ。ただし、３位よりも下だった場合、Ａ組に戻すわ」




A「本当！？」




顔をあげた時には、母さんは笑顔になっていた




珠美「ごめんなさいね、その...傷をつけちゃって...。母さん、また仕事で疲れてきちゃったのかもしれないわね、少し休むわ」




条件はまだ厳しいけどね、ｗ




A「いいよ、母さん。今日はゆっくり休んで。仕事は休みでしょう？家事はやっておくから」




珠美「あら、でもいいの？出かけなくて」




A「うん。今日は勉強と家事するよ」




ありがとうといって部屋に戻って行った




はぁ...




母さんの扱いにまだ慣れない...




あれから母さんは少し変わったと思う




というより、仕事が増えた




多分、それが嬉しくてテンションは高い方だったんだと思うけど...




勉強しよう...

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