検索窓
今日:13 hit、昨日:1 hit、合計:11,631 hit

蝕む氷 ページ33

「貴様!誰がお婆さんだぁぁ!」

【炎の呼吸 火の鳥鉤爪】

緋酉の攻撃は童磨の腕を切り落とした。その断面は燃えていた


「わぁ…そんなことも出来るんだね。でもこれは厄介だな」


【血鬼術 寒烈の白姫】

氷の姫が現れて二人に凍てつく息を吹き掛けた。息のかかった場所が凍っていく…

「気をつけろ!この冷たい空気を吸うな!!」

「あっ、気づいちゃった?さすがお婆さんだね♪」


「その呼び方をやめろ!!…っ、はぁっ…」

Aは膝を着いた

「緋酉!!」




「あはっ♪君が来るまでに凍氷を吸っちゃったからね。肺が凍って細胞が壊死する…」

「くそっ…」

「これで終わりにしてあげるよ。おやすみ」
【血鬼術 冬ざれ氷柱】


無数の氷柱がAに向かって落ちてきた。間一髪で杏寿郎はAを救いだした。


「大丈夫か!緋酉……Aを守るためにAに憑いたんだな!」

「……杏寿郎…私は戦線離脱する。あのヘラヘラ野郎の首をはねてこい」


「あぁ…」

「あれ?お婆さん寝ちゃった?向こうから仲間も来るし男だとやる気でないから俺も帰ろうかな〜」

【炎の呼吸 参ノ型 気炎万象】


杏寿郎の攻撃は童磨の肩を斬った。

「もう終わりだって。」

体を再生させた童磨は杏寿郎から逃げた。

「待て!」

「やだよ。それよりいいの?俺を追ってる間にAちゃんだっけ?死ぬよ…」


「なっ…」


杏寿郎がAの方を向いた。Aに向かって氷柱が落ちてきた。Aを抱え救出したが、その隙に童磨は姿を消してしまった。


「じゃぁね〜♪」


追うか?


「煉獄!!」
「杏寿郎!A!」

宇随と槇寿郎が駆けつけた。二人に気づいた頃には童磨の気配はなくなっていた。

「父上、宇随!俺は無事だが…Aが…」

「くっ…あの⚪⚪鬼に襲われたときにAがっ…血鬼術の影響を受け…て……不甲斐ない。あの不快な顔を歪めてやりたかったぁぁ…」


「待て!緋酉!そいつは対の扇を持っていたか!?」

「確かに持ってたな…あの胡散臭い笑顔から見えた上弦の文字…」

「……恐らく奴だろう…胡蝶の姉、カナエを殺したのは…」
「おいおいマジか!?」

「宿に胡蝶を呼んでいる。胡蝶が奴との遭遇を聞いたら死に物狂いで探すだろう……奴のことは胡蝶には伝えるな。Aを宿に運」
「行くぞ!」


杏寿郎はAを抱き抱えて藤の花の家紋の宿へと向かった。

「待てっ煉獄!!」



四人は藤の花の家紋の宿へと向かった

治療→←寒空の火の鳥



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.4/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
55人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:緋酉 | 作成日時:2021年1月30日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。