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80話。 ページ32

noside

マフィアビのロビーは混沌と化していた。

A『あーあー…皆過去の因縁とか諸々思い出しちゃってるのか…』

芥川「A…さんっ!?」

A『龍もキツかったでしょ?此処からは一応私に一任されるらしいから少し離れて落ち着いてていいよ』

芥川「で、ですが…」

A『いいから』

芥川「…はい。」

A『で、えーと…【対象者のトラウマを思い出させる】異能力者さんでしたっけ?』

「俺の人生はポートマフィアに崩されたんだ…妻も、娘も、組織も…これくらい…人殺しにはどうって事ないだろ?」

A『そうですねー』

「お前もマフィアなんだろ!!!俺の異能力でそこら辺の奴らと同じようにしょうもない絶望に落ちればいいんだ!!!」

A『…しょうもない?…それって如何云う…っ!?』

Aが顔をしかめる。

「お前のトラウマも俺に比べたらどうって事無いじゃないか!!!」

A『その異能力は【対象者のトラウマを思い出させる】だけではなく対象者のトラウマの内容も分かるのか…』

「そうだよ!!!…ほぅお前には弟が居るのか。そいつとお前の周りの人も殺せば俺と同じだなぁ!」

A『…貴方がその心算なら話が早い』

Aの腕と足が虎化する

「なっ何故お前は普通にしてられるんだ!?!!」

A『私の過去のトラウマだとかどうでもいいんですよ…それよりも貴方が私の大切な人達を傷付けようとした方が重要です』

Aがゆっくりと侵入者に近付く

「ひっ…く、来るなぁ!!!」

A『私の大切な人達を傷付けたら…例えそれが何であろうと…許さない。殺すなんて生温い事はしないよ?捕まえて地下牢にでも一生入っていて貰おうか…それとも…あれ?気絶しちゃった…』

芥川「…Aさん」

A『龍この人取り敢えず牢に入れておくから森さんに報告しておいて貰える?』

芥川「はい。」

A『はーい!皆注目ー!!!侵入者はもう居ないので今から争ってる人は仕事放棄してると見なして太宰さん提出の反省文書かせるよー?ほら持ち場に戻った!』

Aがそう云うと争っていた黒服達は走って自分の持ち場へと戻って行った

Aside

A『さて…今から如何しようかな…』

自分の部屋にでも戻るか

ーAの自室ー

A『今戻りましたー』

太宰「おかえり。大丈夫だった?」

A『問題なく倒しましたよ。今は姐さんの拷問班に預けて来ました。』

太宰「流石だねぇ」

A『…それほどでも無いですよ』

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もったん☆(プロフ) - 話が出来次第パスワードを無くすのでそれまで待ってて下さい(汗)ご感想ありがとうございます! (2018年11月8日 20時) (レス) id: c140e273f3 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 面白かったです!パスワード教えてください! (2018年11月8日 20時) (レス) id: dd34fb9e9d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もったん☆ | 作者ホームページ:ないのです。  
作成日時:2018年8月30日 22時

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