猫好き少女の異常な日常。Part２【文スト】 (ページ25)

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７２話。ページ25

A『じゃ、じゃあ２人共…ちゃんと捕まってて下さいね…？』

太宰「ま、真逆…」

織田「何で窓に向かってるんだ？此処50階だぞ???」

A『前は確か3階からだったんですけど…成功するかな…』

太宰「ね、ねぇA…」

A『何ですか？』

太宰「別にAと心中しても私はいいんだけどね？でも…流石に50階から飛び降り自殺はやった事ないから…」

A『私は心中する気は無いですよ。生きる気満々です。』

織田「いい事だな。」←ツッコミ不在

太宰「嗚呼…色々な意味でもう駄目だ…諦めよう…」

A『行きますよー!!!』

窓から飛び降りる。

太宰「高っっ!?!!」

織田「高いな。」

A『すみません!!!異能力の関係上太宰さんは離しますね!!!』

太宰さんを上に放り投げる。

太宰「は…？わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ∑۳(°□°۳"ll)!?!!」

A『織田作さんはちゃんと捕まっててくださいね!!!』

全身を虎化させる。

織田「ふわふわだな…」

A『そこですか…?!』

地上に衝撃を和らげながら猫の姿勢で着地する

織田「っ…と…着地成功だな…」

A『太宰さん受け止めないと。』

落ちて来る太宰さんを受け止める。

太宰「ぐぇっ…!」

A『大丈夫ですか？』

太宰「叫び過ぎて喉が痛いこと以外いつも通りだよ…」

A『なら良かった』

中也「大分派手に落ちて来たな手前等…」

A『あ！中也だ』

織田「中原が何故此処に？」

中也「首領命令だよ…太宰。」

太宰「何？蛞蝓」

中也「今はツッコミ入れねェぞ。」

太宰「そんなぁ!!!折角ツッコミ役が来たと思ったのに!!!」

中也「首領命令だ。アレやるぞ」

太宰「えー？こんな組織如きにあれ使っちゃうの？」

中也「Aが見た事ねェからな。この機会に見せてやれとの命令だ」

太宰「分かったよ…A良く見てい給え。コレが私達が【双黒】と呼ばれる由縁と云っても過言じゃない。」

A『一体何が起こるんですか…？』

太宰「それは見てからのお楽しみ♪」

中也「【汝、陰鬱なる汚濁の許容よ更めて我を目覚ますことなかれ】」

中也の肌に赤黒い痣が浮き出てくる

A『な…何なん…ですか…あれ…人間の、域を超えてます…よ…!?!?』

太宰「此方においでA。虎の危険察知能力じゃあこれはキツいだろう？無効化してあげよう」

A『じゃあ…お言葉に甘えて…』

太宰「抱き着いていいんだよ!!!」

A『そんな事、しません…よ…!!!』