６２話。 ページ15
太宰「前から思ってたんだけどさ」
A『何ですか？』
太宰「Aは表の世界へ行こうとは思わないの？私はAには光が似合うと思うんだけど…」
A『表側の…世界…ですか。』
太宰「うん」
A『その時を生きる事で精一杯で考えた事も無かったですね…それに私は太宰さんが思っているような善人じゃないですよ？』
太宰「生きる事で精一杯か…まるで正反対だね私達…」
A『そうでしょうか？』
太宰「？」
A『そりゃあ私は生きるので精一杯で、太宰さんはﾀﾋにたくてその面では正反対かもしれません。』
太宰「…」
A『でも私も太宰さんも知らない人が何処で如何ﾀﾋのうが殺されようが知った事じゃないじゃないですか。それに私は私の大切な人達が生きてさえいればいいと思ってるんです。人間同じ所なんて探せばいくらでも出てきますよ…それに私達は世間で云う幼馴染なんですから他の人より多く見つかるのは当たり前じゃないですか。』
太宰「そうだね。Aの云う通りだ。私が暗く考え過ぎていたかもしれない」
A『そうですよ。』
太宰「あとA…分かってる？」
A『分かってますよー』
太宰「じゃあ…」
太宰/A「『せーのっ!!!』」
そう云って勢い良く扉を開けると
中也と森さんとエリス姉と姐さんが転がり込んでくる。
恐らく扉に耳を当てて居たのだろう。
太宰「覚悟は出来てるんですよね？森さん…中也？(黒笑)」
森/中也「ひっ」
A『姐さん達何してたんですか？』
紅葉「一寸盗聴の練習をな…」
エリス「え、えぇ！コウヨウに教えて貰ってたの!!!」
A『へぇ…まぁ別にそれが嘘でも気にしないですけど…』
紅葉「す、すまんの…」
エリス「ごめん…」
太宰「うふふふふふふふふふふふ」
森「太宰君止めて!?夢に出てきそう!!!」
中也「て、手前…がAに変な事云わないか確かめてただけだろ…!!?」
太宰「ﾀﾋ刑★」
森「笑顔で云う台詞じゃない!!!」
A『ほら太宰さんその位にしておいてください。』
太宰「…ちぇっ…」
中也/森((怖かった…！))
A『丁度デザートのプリンが6個あるんです。皆でたべませんか？』
エリス「食べる！」
紅葉「良いのか？」
A『どうせ届けに行こうと思ってたのでいいんですよ！』
森「Aちゃんは優しいね…」
太宰「何で此方をチラチラ見ながら云うんですか？」
森「な、なんでもないよ…？」
A『さ、食べましょう！』
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もったん☆(プロフ) - 話が出来次第パスワードを無くすのでそれまで待ってて下さい(汗)ご感想ありがとうございます！ (2018年11月8日 20時) (
レス) id: c140e273f3 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 面白かったです！パスワード教えてください！ (2018年11月8日 20時) (レス) id: dd34fb9e9d (このIDを非表示/違反報告)
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