猫好き少女の異常な日常。【文スト】

４６話。 ページ48

A『こ、こんな所じゃ緊張してご飯の味なんて分かりませんよ…(￣^￣゜)』

太宰「支払いは私がするからリラックスして食べて？」

A『うぅ…』

太宰「ほらちゃんと食べて」

A『ŧ‹”ŧ‹”(￣ч￣゜)ŧ‹”ŧ‹”』

太宰「美味しいでしょ？」

A『ｳﾏ━━━(*´∇ ` *)━━━イ!!!!』

太宰「それがステーキだよ」

A『おぉ…これがすてーき…』

太宰「ほらほらまだ食べ給え」

A『これは？』

太宰「パスタ」

A『ŧ‹"ŧ‹"(≧ч≦)ŧ‹"ŧ‹"』

太宰「如何？」

A『これもとっても美味しいです!!!』

太宰「それにしてもA…」

A『なんですか？』

太宰「食べるのはやいね」

A『そうですかね？』

太宰「私はまだステーキなのにAは次のおかず食べ始めてるじゃないか…」

A『別にどうでもいいじゃないですか…所で太宰さんこの料理はなんですか？』

太宰「それはピザだよ」

A『これがピザですか…チーズが美味しいです』

太宰「それは良かったよ…」

ー帰り道ー

A『美味しかったです！』

太宰「美味しかったね。」

A『太宰さん今日は本部に帰らないんですか？』

太宰「Aの所に泊まろうと思って」

A『私は良いですけどなんでまた…』

太宰「明日も東京まで来て調査するんだからいいじゃないか」

A『じゃあ森さんには私から連絡しておきますね』

太宰「よろしく〜」

A『…何か聞きたい事でもあるんじゃないですか？』

太宰「Aは察しが良くて助かるね。Aは今日私が電話した時何処に居たんだい？」

A『友達の家です。真弥さんの所で女子会みたいな物をしてました』

太宰「真弥って南原真弥？あのお菓子の会社の？」

A『明るいいい人ですよ』

太宰「…となるとあの可能性もあるか…」

A『？』

太宰「Aは気にしなくていいよ。まだ予測の域を出てないからね…」

A『そうですか。ならこれ以上は聞きません』

太宰「前々からAって思い切りがいいと云うか…決断が早いと云うか…」

A『分からない事を聞くより今自分の出来る事をした方がいいじゃないですか』

太宰「矢っ張りAも私や森さんに似てるねぇ…」

A『そうですか？今まで会った人は皆似てないと云ってましたけど…』

太宰「否、口調が違うから分かりにくいだけでその揺るがない合理的判断はそっくりだ」

A『そうですかねー』

太宰「そうだよ」

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