４話。 ページ5
ー鶴見川中腹ー
本当にこんな所に太宰さんが…？
そう思いつつ川の中を探していると足だけ出してくるくると器用に流れている人が居た。
A 『……………。』
えぇぇぇぇぇぇぇ……
本当に居たよあの人…回ってるし…流れ慣れてるよねあれ…
確認して無いから分からないけど私と年そう変わらない筈なんだけどなあの人…。
A 『助けるべきか否か…。』
そう云えば森さんが
森 「太宰君流れるときは海まで流れるから見失わないうちに助けておいた方が善いよー」
って云ってたな…
助けないといけないのか…
うだうだしてても仕方ないから助けに行こう。
A 『ええいっ！』
そう云って私は川に飛び込んだ。
ー数分後ー
A 『プ八ッ…ゲホッゴホッ…ハァ…ハァ…』
太宰 「また助かったか…ちぇっ」
A 『ちぇっじゃないですよ太宰さん！』
太宰 「誰かと思えばAじゃないか。私の入水の邪魔をしないでくれ給え。」
A 『…入水？』
太宰 「あれ知らない？入水…つまり自 殺だよ。」
A 『じ、自 殺！？？』
太宰 「そうだよ。私は自 殺しようとしていたのにAが余計な事を…。」
え…私今何か怒られてる…？
太宰 「で、何か私に用かい？」
A 『分かるんですか！？』
太宰 「用もなく川を流れている知人を探し出して助ける筈無いだろう？」
た、確かに…
A 『太宰さんって何で包帯ぐるぐるなんですか？』
太宰 「何でって自 殺するからだよ。」
A 『何でまたそんな事を…』
太宰 「あれ？云って無かったっけ？」
A 『あ、自分で聞いておいてなんですけど云わなくていいです。』
太宰 「え？云わなくて善いの？」
A 『今日の私の目的は怪我の理由を知る事なので。』
太宰 「あっそ。じゃあ帰ろうか」
A 『はい。』
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もったん☆(プロフ) - 文才はないよ!?どちらかと言うとキャプテンの方があるでしょー？あと忘れてないよー！更新頑張ります!!! (2018年7月27日 20時) (
レス) id: 9ffdaab15a (このIDを非表示/違反報告)
雨宮シロ@ブイブイ(プロフ) - 久しぶりー！覚えておるかね？()久しぶりにもったんの作品を読んだらもう文才やばいね！すばらしいね！更新ファイトだぜ！( *´艸｀) (2018年7月25日 21時) (レス) id: f499c0d44e (このIDを非表示/違反報告)
もったん(プロフ) - すみません。ありがとうございます。 (2018年3月11日 22時) (レス) id: 5d0812566c (このIDを非表示/違反報告)
、 - 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい (2018年3月11日 19時) (レス) id: a4c982118a (このIDを非表示/違反報告)
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