猫好き少女の異常な日常。【文スト】

１２話。 ページ13

ー数日後ー



森 「こんにちはーAちゃん居るかい？」

A 『森さん！お久しぶりです！！』

エリス 「久しぶりねA！」

A 『お久しぶりですエリス姉！』

エリス 「髪の毛かなり伸びたわねー。」

A 『切る気に成らなくて放っておいたらいつの間にか腰辺りまで伸びちゃってました…』

森 「Aちゃん。」

A 『あ、はい何ですか？』

森 「ポートマフィアに来ないかい？」

A 『行きます！』

エリス 「相変わらず判断早いわね…。」

A 『悩んでも仕方ないですから！…それに龍頭抗争色々大変なんでしょう？』

森 「でも人を殺したりすることになるんだよ？」

A 『この診療所で何回血を見て来たと思ってるんですか？それに…』

エリス 「それに？」

A 『…その…久しぶりに太宰さんにも会いたいなー…なんて…あ、でも太宰さんって忙しいんですよね…』

森 「じゃあ今すぐ行こうかポートマフィア本部！」

A 『えぇ？！今すぐですか！？』

エリス 「早く荷物まとめて！！」

A 『そんなぁ…』

大急ぎで荷物をまとめ診療所の外に出ると高そうな黒い車が停まっていた。

A 『こ、此れに乗るんですか…？』

森 「そうだよ？」

エリス 「この車何か変な所あるかしら？」

A 『だってこの車高級車…。』

エリス 「ほらうだうだ云わず乗る！」

A 『はいっ！』

ーポートマフィア本部ー

A 『うわぁ…大きなビル…』

森 「Aちゃーん置いて行くよー？」

A 『今行きます！』

ー首領執務室ー

森 「さてAちゃんは今日からこのポートマフィアに入る訳だけれど本当に善いのかい？」

A 『森さん何回確認するんですか…後悔は無いですよ。』

森 「それならまずはこの建物の中を誰かに案内してもらわなくちゃいけないねぇ…」

その時コンコンとノックの音が鳴る。

？ 「鴎外殿入るぞ。」

森 「やぁ紅葉君何か用かな？」

紅葉 「明日の某企業との会合じゃが…その娘は誰じゃ？」

A 『な、中島Aです。』

紅葉 「嗚呼鴎外殿の話によく出て来るあの…」

エリス 「そうだわコウヨウに案内してもらえばいいじゃない！」

森 「名案だねエリスちゃん！紅葉君頼めるかい？」

紅葉 「承知した。行くぞA？」

A 『あ、はい！』

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