我輩にもそろそろ限界がきたようじゃのう

２.最近巻き込まれる事が多いのう… ページ6

Aside
「おい金出せ！」


「「「キャァァ?!?!」」」


『…ん？』


今日は久しぶりの休日なんじゃ♪


なんて数分前までうかれていた自分を殴りたいわい…


どうして折角の休日にカフェで強盗犯と遭遇しないといけないんじゃ…


首領室でやらかしてから我輩の運気はだだ下がりじゃ…


あれ？なんか強盗犯こっちに来てるように見えるんじゃが…


「おい、イケメン！」


ん？我輩の事？


「手前ェらみたいなイケメンがこの世にいるせいで

俺みたいな不細工は彼女の1人も出来ないんだぞ！」


彼女が出来ない腹いせに強盗したのかのう？


…というか我輩には関係なくないか？


「このっ、人生の勝ち組が！」


人生の…勝ち組？ジンセイノカチグミ？


俺の苦労も知らないで…


『手前ェもう一遍言ってみろ！

こっちは変な上司共に囲まれてイライラしながら仕事してんだぞ?!

努力してから出直してこい、カスが!!!!

チッ、腹が立つ…あ』


ま、また言いすぎた…


樋「店員さん、コーヒー…え？」


お、良いところに嬢ちゃんが入店してきた！


早くこの場から逃げよう！


『ちょっとすまねェ！』


樋「えぇ?!」


俺は嬢ちゃんを俗に言うお姫様抱っこ？をして


外に逃げた

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