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#23 ページ24

『…Richtige Haltung

俺の身体を好きなだけ使っていいから俺の代わりに生きてくれ』


俺が目を恐る恐る開いてみると、

目の前には笑いを堪えている英雄が…。


『な、なんだよ!さっさと行ってよ!』


『…ぶっ、はははは!!』



何故笑われているのかは分からないが、

すごくすごく馬鹿にされている気分だ。


『言い忘れてたわ。

その言葉、フューラーの血を持つ人間しか命令として使えないんだよ』


英雄は涙目になり、俺を指差して言う。


コイツ絶対忘れて無かったな…

わざと言わなかったんだ…!!


『あんまりおちょくらないでよ!』


腹を抱えてひいひい言う英雄を睨む。



『まぁ、良いわ。暴れ放題なんて今後無いかもしれないからなぁ。

今回は特別だ。俺の意思で行ってやる』


英雄はそう言うと立ち上がった。


『お前はそこで寝てろよ。死ぬ程暇だろうからな』


英雄はそう言って俺に背を向けて歩き出す。




その背中はすごく、輝いて見えた。

あんな奴でもやっぱり英雄なんだな。


英雄には君が最適だよ。

口には出さずに心にこの言葉をしまったまま
俺は天を仰ぐようにして横になった。



__________


『てかマジでひでぇなコレ』


Aの身体をありがたく頂戴した俺は傷だらけの
身体を見て引いている真っ最中だ。

幸いにも今はこの部屋には俺1人。


『…右手は外れそうだな』


Aもかなり暴れたのか、右手の拘束具が脆くなっていた。

俺は力づくで外す。

『お〜軽い軽い』


俺は自由になった右腕を使って拘束具を無理矢理外す。


俺は痛覚が死んでいるため痛みは感じない。

自分の身体の心配がいらないのはとても楽だ。


左腕の出血が酷く、もう使い物にならない程だった。

俺が身体を伸ばしていると、扉の向こうから足音が聞こえる。



『やァーっと来たかぁ』


部屋に光が差し込む。


「意識は戻ったか__い、居ない…!?」


小物っぽいな。こんなのにやられたのかアイツ。


『上だぜ』


俺は天井から離れて、男の背後に回り込み、
首にナイフを当てる。

「お前…ッ!いつの間に…!」


『声デカイうるさい』


俺は男の首を切る。

そして後傾して倒れた男の腹に足を乗せる。



『オイ、ボスはどこだ。

…てかもう喋れねぇか!』


思わず腹から笑いがこみ上げる。



さっき動いて思ったが、

この左腕使えないのにあるだけで邪魔だ。

『もうこれもいらねぇな』


俺は左腕を自ら切り落とした。



_

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ひゅう(プロフ) - やば、めちゃくちゃ面白いです!これからもがんばってください! (6月9日 20時) (レス) id: 11002cd545 (このIDを非表示/違反報告)
竹介太郎(プロフ) - この小説最高っす…面白すぎてヤバイ()更新頑張ってくだせぃ(ロ)ゞ (6月7日 18時) (レス) id: 48891dbb4c (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 更新されてる!?ヤッタァ!この後の展開どうなっちゃうのー!← 相変わらず小説作るのうまいっすね神っすね← (5月16日 18時) (レス) id: 701acce8ac (このIDを非表示/違反報告)
さささ(プロフ) - ゆなさん» ありがとうございます! (5月16日 9時) (レス) id: 328f3541a2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 見返したんですけど結局神でした!はい、いや別に一回一回見るたびにコメントしなくてもいいかもしれないけどなんかすげぇ!ってなってここにかきたくなるんですよねw多分神だからだと思う!更新頑張ってください!またまた言いますけど応援します! (5月11日 13時) (レス) id: 701acce8ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さささ | 作成日時:2020年3月29日 10時

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