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ロボロside
城が揺れた。
俺は1人だけ管理室にいた。
管理室には機密機械がたくさんあるため壁や天井が他の部屋よりも頑丈に作られている。
城が揺れたことで中の物は散乱してしまったが
部屋自体は崩れていない。
他の皆の様子を確認するために俺はドアに近づく。
rbr「くっそ…！」
ドアが固まっとる…!!!
こういう時、心底身体を鍛えていて良かったと思う。
rbr「開かへんかいｯ!!!!」
俺が突進をすると扉は外れる様にして開いた。
rbr「酷いな…」
外に出ると5階とは思えない程低い高さに自分が出た。
下の階は全て潰れている。
4、5階も一部の天井や壁が崩れているが広い目で見ると3階以下に比べるとマシなことが分かった。
上2階は少し崩れながらスライドした感じやなこれ。
随分と歩きにくくなった廊下を走って、
みんなといた部屋まで戻る。
rbr「みんな、生きとるか！」
その部屋の扉はもう無かった。
中に入ると、皆少し血を流していたが喋ったり動いたりしている。
os「ロボロええとこに来た！こっち手伝ってくれへん!?」
オスマンの聞き慣れない口調。
rbr「何があったんや！」
tn「グルさんが…！」
皆が集まっていた所には瓦礫に下半身が埋もれたグルッペンがいた。
rbr「グルッペン…！」
みんなで力を合わせて瓦礫を退かす。
em「グルッペンさん…！生きていますか…？」
エミさんの呼びかけにグルッペンは答えない、
みんなの顔色が悪くなっていくのを感じる。
砂嵐の様にノイズが鳴り止まないインカムの向こうからはゾムが叫んでいる声が聞こえる。
どうしたんや!?生きとるんか!?みんな無事なんか!?
この言葉を繰り返し、繰り返し。
Aの言葉は聞こえてこない。
お前にはこの未来も予測出来てたっちゅうんか…？
『…ロボロ、生きていたら返事をしてくれ』
Aの声や。砂嵐のなかでも不思議とここだけははっきりと聞こえた。
グルッペンがいなくて絶体絶命…？
俺が、しっかりせなアカン…！
Aに頼まれたには俺がしっかりせな！
俺はインカムを手で抑えながら言う。
rbr「こちらロボロ！城が砲撃された！
やけど心配いらん！！あんな砲台ごときへでもないわ！
城内幹部は＿＿＿」
そこまで言いかけてグルッペンを見る。
rbr「…ｯ、全員生きてるで！ピンピンしとるわ！安心せい！」
俺はいつも以上に声を張って言う。
なぁA、俺今最っ高に笑えてるで＿...！
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りと - お疲れ様です！何と言ってもあの話が…と言いたいところですが何故か一番好きなのは作者様の敬語でユニークなことを言ってる時ですかね…(何だこいつ)兎にも角にも、楽しませて戴きました！面白い作品を世に放って下さり有難う御座います！！ (7月24日 9時) (
レス) @page50 id: ffe5a6a019 (このIDを非表示/違反報告)
さささ(プロフ) - わんぱんさん» そういうことです！読んでいただきありがとうございました！ (2020年11月22日 20時) (レス) id: 328f3541a2 (このIDを非表示/違反報告)
わんぱん(プロフ) - ああああ！！！61とか紛れ込んでると思ってたがそういう事か！すごい面白かったです！感動しました！素敵な作品ありがとうございました！ (2020年11月20日 7時) (レス) id: b542029aeb (このIDを非表示/違反報告)
さささ(プロフ) - れいんさん» ありがとうございます…！ (2020年4月23日 19時) (レス) id: 328f3541a2 (このIDを非表示/違反報告)
れいん - お疲れ様です。とても感動しました。 (2020年4月22日 14時) (レス) id: 4d71c550a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さささ | 作成日時：2020年3月18日 8時
