【ωrωrd】元・世界最重要指名手配犯【男主】

#61 ページ3

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俺の言葉で国王は兵士達の銃を下させた。


銃口が下を向く。



『俺はギャンブルが好きなんだ』


俺の唐突の告白に相手は答えた。


θ「そうか。知らなかった」

『教えていないからな』


売り言葉に買い言葉。

皮肉には皮肉を返す。



こう言う時はいつも目で相手をやっていたが

今回はそうもいかない。



目を合わせない、どころの話ではなく、


俺の目を静かに見つめ返してくるのだ。




『だからな、ゲームをしたいんだ』

最後くらい遊んでくれよ、と笑って見せる。

俺はこめかみに当てていた銃を下ろして弾を1発だけこめる。



弾が1/6発入った銃を静かに床に置き、

相手の足元に飛ばす。




『銃弾は1発。そして空砲は5発。
合計3発自分の頭に撃つのなら1ターンで何回撃っても良い。
弾はお前の方で今好きに入れ直して良いぞ。
リボルバーを回すのもお前で良い。
銃弾に貫かれた方の負けだ。
天井に向けての発砲も可能だが、それが空砲であった場合も負けだ』



俺はルールを説明する。


その間に相手は銃を手に取り中を見る。


ゾムを兵士に預けて。



『さあ始めようか。









＿＿＿ロシアンルーレットを』



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