年上彼氏〜five〜

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「ただいま〜」




家に入っても真っ暗


信ちゃんまだ帰ってきてないのかな？







―ガチャ―



寝室に入ると信ちゃんが寝てた





「あ、寝てたんだ」


「お前酒臭い」


「起きてたんだ〜」


「はよ風呂入ってこい」


「もうめんどくさいから明日にする」


「エエから入ってこい」


「そんな臭い？」


「おん」


「ひっど〜」


「うっさい」


「なんで怒ってんの？」


「お前が俺に嘘つくようになるなんてな」


「えっ．．．うそ？」






合コンいってたのバレてた？






「あのね、ほんとは．．．」


「男と遊んでたと」


「ちがうよ！」


「あれは？彼氏か？」


「あれって．．．」






なに？なにを言ってるの信ちゃんは．．．







「わざわざこんなかわいい格好して、まだ落せてないんか？」


「信ちゃん、待ってよ．．．」





信ちゃん、怒ってる


顔が怒ってる、怖いよ







「．．．信ちゃん？」






ﾄﾞﾝッ






「痛ッ 」






私、信ちゃんに押し倒されてる。


しかも信ちゃん馬乗り








「お前が浮気するとは思ってなかったわ、」


「浮気なんてしてない！」


「してたやん、下でキスしてたやん」






あれ．．．見られてたんだ






「あのね、あれはね」


「言い訳なんか聞きたないわ」

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