＊アレスからオリオンへ 1 ページ32
悠馬side
僕は決戦が終わった後アレスの天秤のシステムの欠陥を証明させたため灰崎くんと一緒に訴えに行った。
悠『アレスは諸刃の剣だった。アレスは効率的に人の身体を上げる代わりに人の身体を蝕む副作用がある。これは決定的なシステムの欠陥だ。』
御『そんなことを誰が信じる。世論などどうとでもなると言ったはずだ。』
悠『証拠ならある。決定的な証拠がね。』
御『はっはっは！どこにそんなものがある。』
悠『それは...ここです。僕の頭の中にできた腫瘍は、アレスシステムで使用される薬によるものです。僕はこの腫瘍を摘出せずに、アレスとの関連性があることを調べてもらっていました。この僕の頭の中に残る腫瘍こそ、アレスを潰す生きた証拠なんだ！』
御『命をかけてこの私を陥れようというのかね』
悠『流石に手術のできる期間が残り3ヶ月と言われ、少し焦りましたけどね。』
御『貴様ぁぁぁッ！！』
叫びながら僕と肩を掴んだその時、灰崎くんがボールを蹴った。
御『貴様ぁ...！』
凌『これでアレスの天秤は終わりだ！』
僕たちは部屋を後にした。
Aside
試合で全然活躍できてなかったなぁ...と思いながら悠馬と灰崎の後を追った。するとそこには雷門中のマネージャーの杏奈さんがいた。
貴(まじかよあいつも一緒かよ)
杏『あの。』
私は杏奈さんが苦手だ。だってめっちゃ悠馬の事気にしてるし！！絶対好きd((殴
杏『ちょっと...』
悠馬のことが好きでも私は許しませんからね！？「結婚します！」ってなっても普通のお父さんなら言いそうな「お前にうちの子は渡さん」って言うからね！？
杏『ちょっと本当に聞いてますか？』
貴『うわっ！なんじゃい！...って貴女ですか。何ですか私に用ですか。私は貴女に何も用はありませんよ。』
杏『いや...Aさんと行く方向が同じなので、同じ場所に行くのかなぁ...？って思って。』
貴『同じ場所ならなんかあるんですか。』
杏『えっあっ...』
貴『言えないんですか言えないんですね？じゃあ私もう行きます時間がないんで。それじゃ...杏『私は！』...？』
杏『私は今から野坂くんに会いに行くんです。そして今ここにAさんがいるから同じ目的で同じ場所に行くのかと思って声を掛けたんです。声を書けられたことに対してとても迷惑でしたらすみません。...もう私行きますね』
貴『...』
悠馬に会いに行くあたりやっぱりあの子好きなんだ。悠馬のこと。
絶対そうだ。そうに違いない。
ラッキーカラー
あずきいろ
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ひなあられ(プロフ) - 未來さん» コメントありがとうございます！！面白いと言っていただけてとても光栄です！更新頑張りますね！！良かったら作品教えてください！！ (2019年2月9日 20時) (
レス) id: 8b8a6d47f9 (このIDを非表示/違反報告)
未來 - とても面白いです。 更新、作者さんのペースで頑張ってくださいね？ 私も初心者ですがオリオンの刻印の作品を１つ書いてます。 作者さん、良かったら私の作品の題名を教えますか？ (2019年2月9日 19時) (レス) id: 2782d39490 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雛稀ｻﾝ | 作成日時：2019年2月8日 19時
