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帰り道、綺麗なオレンジ色の空は
綺麗な紺色に染まっていた。
綺麗な星は見えないけど、
所々、光っている。
隆「…A」
「…ん?」
隆「あのさ…」
2つの足音は1つに変わってて、
振り向くと真っ直ぐに見つめる今市の目。
隆「この前は…ごめん、追いかけなくて…
あの後考えたんだよ、俺じゃ…
俺じゃAのこと幸せに出来ないんじゃない
か、って…
他のやつらの方がAも幸せなんじゃないか
って、…でも、俺頑固だから頑固な分、
Aのこと好きで、
最初は俺も遊び半分だった、
でもいつの間にかこんなにも好きになってて、
俺も正直ビビった…」
「…」
隆「いつの間にか、他のやつには譲りたくなく
て、諦めたくもなくなって、
でも、そう思う気持ちがAを傷つけて、
Aの全部受け止めてやりてー…って
勝手に思うようになってた。」
スゥッと息を吸いこんで、
私の手をギュッと握る。
隆「A、俺お前のこと好き。
お前が思う何倍も、好き。
また…Aを傷つけるかもしれない、
けど、その分幸せにするから、
だから、俺と付き合って、うぉ!」
「…今市」
最後まで聞かずに抱きしめていた。
「今市、私も好きだよ…大好き」
ギュッと抱きしめた時、
今市の顔は見えなかったけど、
わかる気がした。
優しく微笑んでるんでしょ?
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聖也(プロフ) - なんという事でしょう…!(某ビフォーアフター風)岩ちゃん一筋だった私が今では隆二様にメロメロメンディーです。本当に素晴らしい作品で、何度も何度も読み返しました。私は立派なひなの様ファンですね。 (2016年8月10日 16時) (レス) id: 34ecd099f6 (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - ひなのさん» わかりました!!ありがとうございます! (2016年1月7日 18時) (レス) id: 129629541a (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - りこさん» 今日から書いていくので、よろしくお願いします! (2016年1月6日 22時) (レス) id: f8124916b3 (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - 健ちゃんは魔法使いのパスワードよければ教えて欲しいです! (2016年1月6日 17時) (レス) id: 129629541a (このIDを非表示/違反報告)
なーたす(プロフ) - 健ちゃんは魔法使いのパスワード教えてください続きが凄く気になります! (2016年1月3日 16時) (レス) id: 837f5e2e65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひなの | 作成日時:2015年9月13日 1時