タイプじゃないです、隆二くん２

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今日の朝はいつもより何かが軽い。


｢はぁー！清々しーい！｣


窓を開けて叫ぶと、


｢A！早くしろよ、おせーよ！｣


｢...ん？あ！剛典！おはよー
ちょ、待っててね〜｣


私の準備は大体20分あれば余裕。


岩｢はーやーくー｣


｢え！何でいんの｣


岩｢はー？お前が鍵開けてくれたんじゃん｣


｢...？そーだっけ、ま、いーよ！
あ！着替え見た？！｣


サッと胸元を隠すと


岩｢は。お前の体とかきょーみねーよ。
そんなんいいから！早くしろ。遅刻すんだけど...｣


｢あ！忘れてた！まってね！あと10秒！｣


岩｢じゅーきゅうーはちーななー...｢あわわ！数えなくていいから！｣


岩｢は？笑そっちが言ったんじゃん笑｣


｢はい！行こ！10秒だったでしょ？笑｣


岩｢15ぐらい？｣


｢は、数えてないくせに...｣


岩｢Aが数えなくていい、って言ったんだし｣


｢はいはい、遅刻するよ〜｣


鍵を閉めて、いざ行こうとすると


岩｢てか、こっから学校まで1時間ぐらいだよな｣


｢ん？そーだよ。｣


岩｢お前さ、何で今日寝坊すんの。ありえない
チャリで行くぞ。｣


｢？清々しい朝だったから？｣


岩｢はいはい、もーいいから。どーせ、2度寝でもしたんだろ。｣


ポンポンとサドルを叩く剛典


岩｢Aが前な｣


｢はぁぁぁぁ！？剛典重そう...とても...very...｣


岩｢お！馬鹿のくせにvery使えんだ！
へーすごいすごい！早く行くぞ！｣


｢はー...わかったよ、じゃー行きますよ〜｣


剛典とまた昔みたいに仲良くできるのが嬉しくて、ついつい寝すぎことは2度寝って言う嘘に変えておこう。

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