＃233 ページ49
ゼノ｢白龍ガンバレー｣
熊はゼノの声に反応したのか
ゼノと熊はしばし見つめ合い
ゼノ｢あれー…こっち来ちゃう？｣
ゼノに突進していった
ジェハ｢ゼノ君！！｣
そんなゼノを庇うジェハ
・
・
キジャ｢寝てしまったようだな｣
あの後
熊と闘い
追い払うどころか食糧にしてしまったジェハは
疲れたのか寝てしまっていた
うーん…
このまま放っとくと収拾がつかないかな…
なんせ今までなんとかまとめてたジェハが寝てしまったし
私は結局
皆の元へと行く事にした
シノ｢とりあえずシンアとキジャは自分の服乾かしな、ゼノは料理、手伝って｣
キジャ｢シノ！！｣
という事は姫様も…？
いや、私はユンの使いで帰ってきたんだ
私はジェハの服を干して
ゼノと熊をさばき
下ごしらえ
キジャに火を焚いてもらい
シンアとキジャに
ジェハを焚き火の近くで寝かしておくよう頼んだ
少ししてからジェハを天幕に運んでもらい
本格的に熊鍋を作り始めた
ジェハの左腕に巻かれたユルユルの包帯が少し気になったけど…
しばらくして熊鍋は完成
私達は先に夕飯を済ませ
ジェハが目を覚ましたら食べさせるようゼノ達に頼んでから
ついでに皆天幕に入るなら焚き火も消すよう…
私はすぐそこの川に食器を洗いに行った
・
少しするとジェハが目覚めたのか
天幕の方から声が聞こえてきた
キジャ｢傷の具合はどうだ？｣
傷の具合よりこの包帯の巻具合が気になるね…
ジェハ｢別に…何て事ないよ、ハクの拳の方がクるくらいで｣
ゼノ｢緑龍、ゼノの事は庇わなくて良いから、どうなっても平気だから｣
ジェハ｢…そうだっけ？どうも僕は忘れっぽくてね｣
ゼノ｢……………………………このやろー｣
嘘つけ
本当は分かってても仲間が傷つく所、見たくないんだろ？
お前は優しいから…
ジェハ｢しかし、結局夕食は作れず終いだね｣
キジャ｢夕食なら出来ておるぞ、ほら、熊鍋｣
ジェハ｢キジャ君が作ったの？雑だけど意外とまとも…｣
キジャ｢いや、ゼノとシノが…｣
ジェハ｢年の功…か｣
ゼノ｢年の話はもういいから｣
キジャ｢なかなか美味であろう？そなたは何でも背負込みすぎだ、たまには我々に任せよ｣
ジェハ｢僕は別に……わかったよ…ところで…後ろ燃えてない？｣
※焚き火放置ダメ絶対
結局皆してユンに怒られるのであった
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寅嶋部緋鯔(プロフ) - 佳月さん» ありがとうございます(*´ω｀*)何故か角度がかわっちゃうんですよねー笑 これからも宜しくお願いしますm(_∞_)m (2015年11月21日 2時) (
レス) id: 8d1ca3404a (このIDを非表示/違反報告)
佳月(プロフ) - キジャ超いいです！作者さんが90度違うっていうとこでなぜか吹きましたいいなぁ、うまくて。これからも小説頑張ってください！ (2015年11月21日 2時) (レス) id: 9f9ea344e1 (このIDを非表示/違反報告)
寅嶋部緋鯔(プロフ) - シャインさん» そう言っていただけて嬉しいです(´∀｀*)ｳﾌﾌありがとうございます！ (2015年11月3日 19時) (レス) id: 8d1ca3404a (このIDを非表示/違反報告)
シャイン(プロフ) - いやいや、すごくいいですよ。幻想的でふんわりした感じで。 (2015年11月3日 19時) (レス) id: 68560ee8d2 (このIDを非表示/違反報告)
寅嶋部緋鯔(プロフ) - シャインさん» リクエスト頂いた空中散歩です、夜の空中散歩という形で描いてみたのですが…他にも色々な構図で描いてみたのですがなかなかに納得出来なくて… (2015年11月3日 18時) (レス) id: 438fc38ec4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寅嶋部緋鯔 | 作成日時：2015年11月3日 0時
