99話 クリスマス ページ49
Aside
パチッ。
A「ん…。!?」
ガバッ。
嘘っ…!?今もう9時過ぎ!?
待ち合わせ9時なのに…!い、急がないと!!
バッ。
ーーーーーーーーーー
南広場
ピッ。
鈴村「Aちゃん遅いなぁ…。もう9時過ぎとるのに…。」
ーーーーーーーーーー
ドタドタッ。
やばいやばい!何でよりによって今日寝坊しちゃうのかな。
髪の毛巻かないと…!
よしっ!準備できた…!
ピンポーン。
?あれ、誰か来た。誰だろう?
ガチャッ。
A「!え…何でここに?…櫻井さん。」
櫻井「……んだ。」
A「えっ?」
何だろう…?いつもと様子が違う…?
櫻井「えりがどこにもいないんだ…!知らないか!? 」
A「えっ!?お姉ちゃんが?…と、とりあえずリビングで話しましょう。」
櫻井「あ、あぁ…。失礼します。」
スッ。
A「それで、いないってどういう事ですか?」
櫻井「うん…。今日はえりと出かける予定だった。それで迎えに行ったら、インターホン押しても反応なくて…。連絡もつかないんだ。」
A「私も何も聞いてないです…。」
お姉ちゃん…どこに行ったの…?
?「えり、それじゃ行こうか。」
えり「…はい。先生。」
先生「…よかったの?誰にも何も言わずに出て来て、“留学”なんて。」
えり「はい。言っちゃったら…残りたくなっちゃうので…。…っ。」
先生「メール位はしてもいいんじゃない?」
えり「けど…。」
先生「じゃあ飛行機が出発してから送れば?」
えり「!そうですね…。」
先生「じゃ行くよ。」
A「何かあったんでしょうか?」
櫻井「分からない…。何も分からない…。」
A・櫻井「…。」
ピリリリリッ。
櫻井さんの電話がなった。
カチッ。
櫻井「え…?」
櫻井さんはメールを見るなり固まってしまった。
A「…?どうしたんですか?」
櫻井「嘘だろ…何で……っ。」
A「櫻井さん…?」
櫻井「えりはここにはもういないって…。」
A「え…?」
どういう事…?
櫻井「留学するって…。ドイツに。もう飛行機に乗って出発してるらしい…。」
A「え…っ?嘘…。」
お姉ちゃんが留学?何でそんないきなり…。
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嶺真 - ぎんスズさん» ありがとうございます!お互い頑張りましょう! (2017年4月4日 14時) (レス) id: 12d796b897 (このIDを非表示/違反報告)
ぎんスズ(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも頑張ってくださいね♪ (2017年4月4日 0時) (レス) id: f2392c08f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嶺真 | 作成日時:2017年4月3日 16時