54話 文化祭9 ページ5
Aside
A「はな!」
はな「あー!いた!もーどこいってたの?」
A「ちょ、ちょっとね…。早く体育館行こうよ!」
はな「うん!」
…。びっくりした…。谷山さんにまでキスされるなんて…。それに…。
谷山『…キスマーク。』
鈴村さんに……っ///
はな「間に合った!」
ここは準備室。体育館の横側にある。
A「え?体育館じゃないの?」
田島「あ!はなちゃん!」
はな「会長ー、連れてきましたよー!」
田島「いやー助かるよ。これでコンテストは盛り上がる!」
A「へっ?コンテストって何ですか?」
田島「この後生徒会主催のミスコンがあるんだ。」
はな「Aはそれに出場するの!申し込んでおいたから!」
えぇっ!?何それ!
A「ちょっとはな!聞いてないよ!」
はな「いいからいいから!ほら衣装にきがえて!」
まさかこんなことになるなんて…。
谷山side
スタスタ。
体育館前に行くと結構な人がいた。
鈴村「あ!紀章!こっちや!」
谷山「おー、鈴くん。」 スタスタ。
福山「紀章さんトイレ長くないっすか(笑)」
谷山「うるせー(笑)てか、まだ入れてなかったの?」
櫻井「結構な人だしね。」
福島「何やるんでしょうね。」
えり「聞いた話だとミスコンをやるらしいですよ?」
谷山「ミスコン!?」
…Aちゃんでないかなぁ。
えり「早く行って前の方で見ましょうよ!」
全員「はーい。」
そしてミスコンが始まった。
司会「エントリーNo.1!」
ワァァァァ。
凄い盛り上がってるなぁ。
鈴村「何や紀章。珍しいな、女の子見て静かなんて。」
谷山「ん?今俺はAちゃんしか興味ないからね。鈴くんもでしょ?」
鈴村「なっ!……ま、まぁ。」
谷山「鈴くんそういう所はウブなんだね。」
鈴村「ウブじゃないわ!てか、そういう所って何やねん。」
谷山「だって…Aちゃんの首元にキスマーク…つけたでしょ?それに、Aちゃんから鈴くんの匂いがした。…何やったのかなぁ?」
鈴村「!な、なんで知っとんねん…!」
谷山「そりゃああんな所に見せつけるようについてたら気づくでしょ。」
鈴村「っ!に、匂いはなんで知っとんねん…。」
谷山「俺がAちゃんを抱きしめたから。」
鈴村「な…っ!?」
…動揺してるなぁ、鈴くん。
谷山「ふっ。ほら、鈴くんはやっぱりウブだね。」
鈴村「っ…!うっさいわ!」
谷山「ま、今はミスコンを楽しもうよ。」
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嶺真 - ぎんスズさん» ありがとうございます!お互い頑張りましょう! (2017年4月4日 14時) (レス) id: 12d796b897 (このIDを非表示/違反報告)
ぎんスズ(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも頑張ってくださいね♪ (2017年4月4日 0時) (レス) id: f2392c08f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嶺真 | 作成日時:2017年4月3日 16時