検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:21,507 hit

73話 2人でご飯2 ページ24

Aside

鈴村さんと2人でご飯をした翌日、谷山さんにもご飯に誘われて、これから食べる予定だ。

…このお店だよね。凄い大人っぽいお店。

ガラッ。

店員「いらっしゃいませ。」

A「あの…予約してたんですけど…。」

店員「谷山様のお連れさんですか?」

A「あっ、はい、そうです!」

店員「どうぞ、ご案内致します。」

スッ。

店員「谷山様はもう中におりますので、ごゆっくりお過ごしください。」

A「ありがとうございます…。」

個室なんだぁ。

ガラッ。

谷山「お、Aちゃん。」

A「谷山さん!すいません、お待たせしちゃって…。」

谷山「大丈夫!元はと言えば俺が呼んだんだし。来てくれてありがとね。なーんかAちゃんと2人で話したくなっちゃってさ。」

A「いえ、私も谷山さんと会うの楽しみでした!」

谷山「あはは、嬉しいこと言ってくれるね(笑)とりあえず何か頼もっか。」

A「谷山さんから決めていいですよ!」

谷山「んー、どれにしよっかなぁ。…。」

谷山さんはシャツにジャケットを羽織っていて、こういう大人っぽいお店に凄く似合ってる。

谷山「俺はこれにしよ〜。Aちゃんは?」

A「あ、私はこれで!」

谷山「おっけー。」




A「あ!そういえば谷山さんも今度イベント出るんですよね!乙女ゲームの!」

谷山「そーだよー。あれ?何でAちゃん知ってるの?」

A「昨日鈴村さんと2人でご飯した時に誘っていただいたんです。」

谷山「…へぇ。鈴くんに誘ってもらったのか。」

A「イベント凄く楽しみにしてます!」

谷山「ふっ、うん。乙女ゲームのイベントなんて、恥ずかしいよね〜。」

A「えっ、谷山さんも恥ずかしいと思うことあるんですか?」

谷山「おぉ?言うようになったなぁ。そりゃあ恥ずかしいさ。イベントとはいえ大勢の前で好き〜とか愛してる〜とか言うんだから。」

A「谷山さんなら喜んで言ってそうですけどね(笑)あ、でも鈴村さんは恥ずかしがってそうです。」

谷山「…。俺が喜んで言うのはAちゃんの前でだけだよ?そう…例えばこうやって…さ?」

A「えっ?」 スッ。

谷山「愛してる…俺だけを見ろよ…。」 ボソッ。

A「っ!?」

谷山さんは私の耳元でそう囁いた。

A「なっ、何言ってるんですか!!」

谷山「何って…分からなかった?もう一回言おうか?」

74話 2人でご飯3→←72話 2人でご飯



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
21人がお気に入り
設定タグ:鈴村健一 , 谷山紀章 , 櫻井孝宏   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

嶺真 - ぎんスズさん» ありがとうございます!お互い頑張りましょう! (2017年4月4日 14時) (レス) id: 12d796b897 (このIDを非表示/違反報告)
ぎんスズ(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも頑張ってくださいね♪ (2017年4月4日 0時) (レス) id: f2392c08f3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:嶺真 | 作成日時:2017年4月3日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。