67話 文化祭22 ページ18
Aside
ちゅっ。
A「んっ…!」
田島「A…。」
A「や、やめてください…。」
田島「やめない。」
っ…誰か!!
ドンドンッ。
鈴村・谷山「Aちゃん!」
この声は…!
A「すっ、鈴村さん!?谷山さん!?」
ガンガンッ。
田島「…うるさいな、あの2人。鍵かけてるんだから開くわけが…。」
ドガンッ。
田島「なっ!?」
鈴村・谷山「Aちゃん!…!?」
ダッ。グッ。
谷山「てめぇ…何してんだよ…。」
ギリッ。
田島「ぐっ…!?」
鈴村「よせ、紀章!」
谷山「何でだよ!?こいつはAちゃんに酷いことを…」
鈴村「分かってる…。怒っとるんは俺も同じや…。だからあんた…ここから今すぐ居なくなれ。せやないと、殴ってしまうかもしれへんから。」
ゾクッ。
田島「っ…!?く、くそっ。」
タタッ。
スッ。ぎゅっ。
鈴村「Aちゃん…!」
A「っ…!すず…むら…さっ…!」
鈴村「ごめん、本当にごめん。すぐに来れなくて…!」
A「っ…恐かった…です…っ!」
ぎゅうっ。
鈴村「ごめん、ごめん…。」
鈴村さんは優しく抱きしめてくれた。
谷山「…。はぁ…。(鈴くんがAちゃんを抱きしめてるのは気に食わないけど無事で良かった…。)」
ポロポロ。
涙が出てくる。
鈴村「あの男に何かされたんか?」
A「っ…!…き、キス…されました。」
鈴村「なっ!?」
A「もちろん私の意思じゃないです…!」
鈴村「…Aちゃん顔上げて。」
A「は、はい?」 スッ。
鈴村さんの顔が近付いてくる。
!?
バシッ。
谷山「ストーップ!いくら何でもそこまではさせないよ?」
鈴村「痛っ!痛いわアホ!」
谷山「べーだっ!いつもの仕返しだよ〜!」
鈴村「はぁ?意味わからんわ!」
谷山「鈴くんはもっと叩かれた方がいいよ!俺が叩いてあげる!」
鈴村「うわっ、ちょっ!やめろや!」
ポカーン。
A「っふ。ふふっ。」
鈴村「Aちゃん?」
A「2人を見ていたら自然と元気になれますね。」
鈴村・谷山「!」
タタッ。
福島・えり「A!」
A「葵!お姉ちゃん!」
福島「もー、心配したんだからね!」
えり「勝手にいなくならないの!」
A「ごめんね、2人とも…。」
ダッ。ガラッ。バタンッ。
福山・櫻井「っはぁ、はぁ!」
福島「潤さん!」
えり「孝宏さん!」
福山・櫻井「あーっ!疲れた!!」
福島・えり「…お疲れさまです!」
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嶺真 - ぎんスズさん» ありがとうございます!お互い頑張りましょう! (2017年4月4日 14時) (レス) id: 12d796b897 (このIDを非表示/違反報告)
ぎんスズ(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも頑張ってくださいね♪ (2017年4月4日 0時) (レス) id: f2392c08f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嶺真 | 作成日時:2017年4月3日 16時