60話 文化祭15 ページ11
谷山side
観客「きーやんかっこよかったよー!」
谷山「お、ありがと!」
観客「鈴、可愛かったよー!」
鈴村「何でやねん!」
観客「あははははっ!!」
谷山「おやおや〜?鈴くん顔が真っ赤だよ?」
鈴村「うるさいわ!ええよな紀章は。こういうの慣れとるんやろ?」
谷山「えぇ?慣れてなんかないよ〜。」
鈴村「嘘つけ(笑)」
谷山「あははっ。けどちょっと緊張したよ。」
鈴村「ほんまかー?」
谷山「もちろん。Aちゃんはどっちが良かった?…あれ?」
Aちゃんがいなくなっていた。
鈴村「Aちゃんどこ行ったん?」
谷山「俺探してくるから、鈴くんはそこにいなよ。」
タンッ。
鈴村「あ!待てや!」 タンッ。
観客「きゃーー!!!きーやん!鈴!」
俺と鈴くんはステージの下に降りた。
…前に進めない。
鈴村「ちょ…どいてや…。」
鈴くんもだ。
観客「じゅんじゅーん!!」
福山「えっ!?俺も!?」
観客「葵ちゃーーん!!」
ドドドッ。
一気に生徒が動く。
福島「えっ!ちょ…いたっ!」 スッ。
福山「ごめんね?この子には触らないで。代わりに俺が何でもするから。」
福島「じゅ、潤さん…。」
谷山「皆!鈴くんが相手してくれるって!」
鈴村「はっ!?」
観客「きゃぁぁぁ!!鈴ーー!!」
ダダダダダッ。
鈴村「うわぁ!おい紀章!」
谷山「ごめんね、鈴くん。ファイト!」
スッ。タタッ。
俺は今のうちに体育館から出よう。
…Aちゃんどこに行ったんだろう?
何か少し元気なさそうだったし。
早く見つけないと。
タッ。
21人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
嶺真 - ぎんスズさん» ありがとうございます!お互い頑張りましょう! (2017年4月4日 14時) (レス) id: 12d796b897 (このIDを非表示/違反報告)
ぎんスズ(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも頑張ってくださいね♪ (2017年4月4日 0時) (レス) id: f2392c08f3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:嶺真 | 作成日時:2017年4月3日 16時