51話 文化祭6 ページ2
鈴村side
Aちゃんが他の人に触られているのを見ると、無性にイライラした。
考えれば考えるほどこの気持ちは大きくなっていた。
そして俺は、Aちゃんに…キスをした。
鈴村「誰にも…触らせたくない…。」
ぎゅうっ。
A「っ…。」
鈴村「俺だけのものになればええのに…。」
ちゅうっ。
A「いっ…っ！」
大人げないって分かってる。立派な大人が高校生に何言ってるんやろ。
けど恋愛をした事ないから俺は分からないんや。
鈴村「Aちゃん…。」
A「あ…あの…鈴村さん。それってもしかして…ヤキモチ…ですか？」
鈴村「！は、はぁっ！？」
バッ。
俺は驚いてAちゃんから離れた。
や、ヤキモチやと！？
…っ。そ、そうなんか…。
鈴村「うわ…めっちゃ恥ずいわ…///ヤキモチ…なんやな。」
カァァッ。
A「鈴村さん、顔が赤くなってますよ？…もしかして照れてるんですか？」
ギクッ。
鈴村「うっ、うっさいわ///…しゃあないやろ。こんなん初めてなんやから…。」
A「！…あははっ。」
鈴村「っとにかく！これからは不用意に触らせるなよ！」
A「ふふっ。…はい。」
ピリリっ。
俺の携帯が鳴った。
鈴村「げっ！Aちゃん急いで皆の所行こ。孝宏たち待っとる。」
A「あ、は、はい！」
スタスタ。
ヤキモチ…か。あかん。俺、Aちゃんと付き合っとるわけでもないのに、Aちゃん見てると独占欲が強くなっとる気がするわ。
…Aちゃんが俺だけを見てくれればええのに。
福山「あ！きたきた！」
福島「ホントだ！どこにいたのA！」
A「あはは…。ちょっとね。」
鈴村「あれ…紀章は？」
櫻井「トイレ。それより、体育館行こうよ。なんかイベントあるらしいし。紀章とはそこで待ち合わせしてるから。」
鈴村「おー、ええで。」
A「あの…！私ちょっと行かないといけないので…！後でまた合流しましょう。じゃあ！」
タッ。
えり「あ！A！……行っちゃった。」
Aちゃんどこ行ったんやろ？
福山「とりあえず体育館行きましょうよ。」
全員「うん。/はい。」
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嶺真 - ぎんスズさん» ありがとうございます！お互い頑張りましょう！ (2017年4月4日 14時) (
レス) id: 12d796b897 (このIDを非表示/違反報告)
ぎんスズ(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも頑張ってくださいね♪ (2017年4月4日 0時) (レス) id: f2392c08f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2017年4月3日 16時
