【ヒロアカ】こんばんは、残酷な世界。【呪術廻戦】 (ページ47)

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Episode146.日記ページ47

side.A

甚爾が持ち帰って来た書物を特級術師で確認する。が開くことは出来なかった。呪いが掛けられてる。

五条｢なんなのコレ！僕も宿儺も弾かれるんだけど｣
夏油｢君の眼では何も分からないのかい？｣
五条｢呪いが掛けられてることは分かるんだけど…多分縛りとかで六眼でも分からないようにしてるんじゃない？｣
貴方｢厄介だね…｣
甚爾｢俺も開けねぇってことは禪院家じゃないと開けられない説はねぇしな｣

せっかくの書物、しかも我々が考えていることドンピシャな題名だった。
しかし、これじゃあ何も進まない。…振り出しか。

伏黒｢…あの、触っても良いですか？｣
貴方｢いいよ。何か気になることでもあった？｣
伏黒｢相伝の術式だから開かねぇかなって思って。やってみます｣
虎杖｢確かに禪院の血を引いてて相伝なら有り得そうだけど…そんな事する？｣
伏黒｢開いたぞ｣
虎杖｢開いたの！！？｣

コントみたいなやり取りをする2人を横目に、ノートの内容を見る。1ページ目には日記が書かれていた。

『2017.12.24

今日も気持ち悪い何かが視える。周りの人間はソレの存在を知らないようだ。
そう言えば、今日は1部の地区が避難区域になっていた。何事だろうか。』

『2017.12.25

昨日は酷い目にあった。興味本位で見に行く物じゃない、なんだあの怪物の量は。
今までに見たことの無い数だったぞ。』

貴方｢…ねぇ、私たちって元々この世界の住人だっけ？｣
五条｢それはないよ、だってそうなら僕の遺影が掛けてあるはずだし。｣
夏油｢…内容も日時も、私がしたものと同じ…だよね｣
宿儺｢恐らく一部分だけリンクしているのでは無いか？灰原の事件もあったのだろう？｣
貴方｢確かにそうだけど…。｣
甚爾｢渋谷事変は起きてないぞ。直哉から連絡が来た｣

禪院家の中でまだ探り続けてくれているらしい。だけど違和感しかないね。

伏黒｢次行きますよ？｣
五条｢お願い｣

『2017.12.26

知らない宗教の野郎から勧誘が来た。"神の御加護を"とか言いながら俺に擦り寄ってきたが意味がわからない。俺は何も出来ないただの一般人だ。
漫画にいるヒーローが居れば世界は変わったのかね』

『2017.12.27

俺のジュツシキが欲しい、とか言ってきたやつが居た。あの大量の怪物をみてから何かが可笑しい』

この人は術式を持っていて勧誘されてない…？まずは術式を調べる必要があるね。
それに中身と表紙が違う。確実に隠したいんだろう。早めに動いた方が良さそうだね