65.分からない ページ17
Aside
雄英を離れて早3ヶ月。お腹も少しだけ出てきた。最初は本当にお腹が出ないから心配していたけど、硝子さん曰く『骨盤が大きいだけだから心配するな、大きさは十分ある。』らしい。
まぁそんなこんなで11月だ。傑さんは相変わらず個性が解けないらしく、悟くんが毎晩気絶させに行っていた。
五条｢どーすっかなぁ…。傑、ホントにヤバそう。いい方法あるかね、アレ｣
貴方｢1番確実なのは棘の呪言じゃない？細かい命令も含めてさ。｣
五条｢でもそれだと今度は棘の喉が潰れちゃうでしょ、｣
貴方｢だよねぇ…。｣
対処法をひたすらに考える。傑さんはその個性をかけられてからもう数ヶ月。他にかけられた人間は、全員死亡が確認された。
それに関してはテレビでも取り上げられ、信頼が急降下中のヒーロー達への不満は積もるばかり。呪霊は増える一方。
それに加え、数少ない特級呪術師が2人もまともに動けないとなると、呪霊にとっては嬉しいことばかりで。
2人で色々と案を出すもののピンと来るものはなく、時間だけが過ぎていった。
そんな時、私のスマホに着信が入った。
貴方｢ごめん、健人さん｣
五条｢ん｣
貴方｢もしもし、Aです｣
七海『七海です。今大丈夫でしたか？』
貴方｢はい。どうかしましたか？｣
七海『それがですね…今現在、生徒たちに迫られながら電話をかけている状態です』
貴方｢何故??｣
七海『なんでも、今度文化祭が有るらしくて。私と灰原も、忙しいですからきっと無理ですよ、と言ったんですが…。』
奥からは『せんせー！』とか『待ってるよ！』などと言った声が聞こえる。
しかし、残念ながら私はいけない。妊娠9ヶ月。そろそろ出産の準備をしなければならないからだ。
貴方｢ごめんなさい、今月はずっと仕事で…。長期出張で海外に行くことが決まってまして｣
七海『…そういえば言ってましたね。乙骨くんの居るアメリカですか？』
話を合わせてくれた。流石だ。
貴方｢はい。特級が2人なんて相当ヤバい内容だね、ってさっきまで打ち合わせしてて｣
七海『なるほど。こんな時間にすみません、お疲れ様でした。』
貴方｢全然、健人さんもお疲れ様でした、また。｣
五条｢Aは海外？そんなの聞いてないなー？｣
貴方｢ウソだよ、国内なら来れるかも、なんて思われるでしょ。…それに、私は来週からはベッドから出られないよ｣
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ハク(プロフ) - (。∀゜)ｼﾗｽさん» そう言って貰えてすっごく嬉しいです！これからも頑張ります〜！！ (2022年6月26日 7時) (
レス) id: dc85f2d154 (このIDを非表示/違反報告)
(。∀゜)ｼﾗｽ - 面白かったです！ハクさんの作品私が読んだものは全部面白かったです！これからも頑張ってください！ (2022年6月25日 17時) (レス) @page36 id: 53be486ff4 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - プスメラウィッチさん» どうでしょうか…。正直私も覚まして欲しいです()。直ぐに更新するので待ってて下さい!!(訳:ネタバレになっちゃうので伏せときます…、ごめんなさいm(_ _)m) (2021年5月15日 15時) (レス) id: dc85f2d154 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - ハクさん、いつ夢主ちゃんは目を覚ますですか？早く目を覚まして欲しいです。 (2021年5月15日 13時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 天霧さん» ありがとうございます!!頑張ります(*´ω`*) (2021年5月12日 19時) (レス) id: dc85f2d154 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハク | 作成日時：2021年5月8日 20時
