29.会議 ページ30
Aside
まだまだ子供だ。私自身に言う言葉。
呪力のコントロールは出来るのに、感情のコントロールができない。
一応、年齢的には大人に分類されるんだけどなぁ…なんて考えながら会議に参加していた。
今回の緊急会議は、どうやら私たち呪術師側についてだそうだ。
根津｢それで…A組の子達には説明しないか、と私は思ってるんだよね｣
貴方｢…呪霊と遭遇してしまった方に説明することはありますが…。それは多分出来ません。あなた方に説明するのも公安の了承、御三家の了承等取りましたので。それに、呪霊の存在を認識してしまったら巻き込まれる。ただでさえヴィランで大変なのに、ソコに呪霊も加わるのはそちらとしても避けたいハズ。｣
最初、資料を見た時はビックリした。それぞれ御三家当主のサインがあるんだ。その次の紙には公安。あんなに存在を隠したがる人達が、だ。
貴方｢それに、ヒーロー志望の子を絶望に落としちゃダメでしょう？｣
ヒーローは黙る。まぁ、本当の理由はそうじゃないが。ヒーローは、見たものしか信じない。だから嫌いなんだ。あのメガネも借り物だし、流石に持ち出せないだろう。
……まぁ、勝己には話をしたが。あの子は現実を知っても潰れなかった。でも、みんながそうとは限らない。
根津｢それでも、だよ。夏油くんも言ったよね、最初に。"知ってもらわないと危険な時に邪魔になりますので"とね。｣
まさかあの発言を覚えていて、私に言われるとは。
貴方｢それはそうですが…私、生徒に呪霊を見せるつもりはありませんよ。偏見ではありますが、あなた方ヒーローは見たものしか信じない傾向がある。それを志す子供…つまり、"そういう事"です。｣
ミッド｢偏見よ。私たちは信じたでしょう？｣
貴方｢私が見せなかったら、信じてなかったでしょう？
…いずれにせよ、また御三家を回って、公安に行って…そんなのはしたくない。だから話をしません。｣
オール｢その時は、我々が話をする。｣
貴方｢ご自由にどうぞ。秘匿死刑になっても知りませんが。｣
ヒーローとの仲がどんどん険悪になっていく。まぁ仕方ないか。あのミカン共でさえヒーローは嫌いなんだ。必然、と言うことで。
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ハク(プロフ) - 天霧さん» ありがとうございます！更新頑張ります…！ (2021年5月7日 16時) (
レス) id: dc85f2d154 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 更新お疲れ様です。とても良かったです!!次の更新待ってます (2021年5月6日 21時) (レス) id: 8490818b21 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - バニラさん» 初めまして！ありがとうございます、嬉しいです…！！頑張ります！o( ^_^ )o (2021年4月22日 6時) (レス) id: dc85f2d154 (このIDを非表示/違反報告)
バニラ(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく読ませて頂いてます！面白くて面白くて‥！大好きです！こうしんたのしみにしてます！ (2021年4月21日 21時) (レス) id: 077e9ee44f (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 紫月さん» お返事遅くなり申し訳ありません…。コメントありがとうございます。大好き、と言ってもらえて嬉しいです！これからも頑張ります(*´ω｀*) (2021年4月20日 21時) (レス) id: dc85f2d154 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハク | 作成日時：2021年4月3日 8時
