16.理由 ページ17
爆豪side
指示された時間通りに玄関へ出れば、アイツは居た。隣には昨日の男も。
そのまま男に抱えられると、瞬間移動した。…多分。
爆豪｢っ、は！？｣
五条｢おっと暴れないでね。大丈夫、ただの高専だから｣
胡散臭そうな目隠し野郎はそう言いながら歩き出す。副担の夏油も何も言わずに着いてきていた。
雄英に負けず劣らずの敷地だった。自然に囲まれた木造の校舎が見え、俺は下ろされた。
五条｢どこでする？一応どこでもいいけど｣
貴方｢面倒だから共有スペースで。悟くんは今から任務？｣
五条｢昨日終わらせてきたよ。A1人とか怖いもん｣
貴方｢…。じゃあ爆豪、コッチ。…アレルギーある？｣
爆豪｢ねーけど…｣
貴方｢じゃあ待ってて。軽く作ってくる。悟くんはいつもので良いの？｣
五条｢僕にも作ってくれるの！？とびっきり甘いのお願い！｣
貴方｢はーい｣
そう言うと、キッチン？らしき所に向かった。そして、悟くん、と呼ばれた目隠し野郎は俺の正面に座った。この間に軽く説明するのか？
五条｢それじゃ、軽く説明しようか。
まず、君も気付いてる通り僕達はヒーローじゃない。呪術師って言う職業。この世界には、呪いって言うものがウジャウジャいる。────｣
怪死者について、呪術師について。色々な話をされた。正直、呪いと言うものが見えないから理解は出来てるがしっくり来ない。
｢ツナツナ〜！｣
五条｢おっと、棘ー？危ないでしょ、降りなさい｣
｢しゃけ！｣
爆豪｢…？｣
五条｢ごめんごめん、この子は狗巻棘。ここの2年生。呪術師としては準1級の実力者だよ。
さっき話した"呪言"を使うから、普段はおにぎりの具で話してる。｣
狗巻｢しゃけ！高菜？｣
五条｢雄英ヒーロー科の爆豪勝己。Aの護衛対象の1人。昨日の襲撃でバレちゃったから説明中｣
狗巻｢ツナマヨ。｣
そう言うと、ペコりとお辞儀をしてキッチンへ向かった。朝飯作んのか…？
てかなんでアレで会話出来んだよ。意味わかんねぇわ。
貴方｢ん、出来たよ。…で、爆豪。今日、私は任務があるけど…着いてくる？｣
爆豪｢！…行ったところで俺は見えねぇ。足でまといだろ｣
貴方｢見えるようになるメガネ貸してあげる。悟くんも着いてきてくれるらしいし、大丈夫だよ。｣
爆豪｢…なら行く｣
まだ分からねぇことだらけだが、聞いて損はねぇ。それだけは分かった。
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ハク(プロフ) - 天霧さん» ありがとうございます！更新頑張ります…！ (2021年5月7日 16時) (
レス) id: dc85f2d154 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - 更新お疲れ様です。とても良かったです!!次の更新待ってます (2021年5月6日 21時) (レス) id: 8490818b21 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - バニラさん» 初めまして！ありがとうございます、嬉しいです…！！頑張ります！o( ^_^ )o (2021年4月22日 6時) (レス) id: dc85f2d154 (このIDを非表示/違反報告)
バニラ(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく読ませて頂いてます！面白くて面白くて‥！大好きです！こうしんたのしみにしてます！ (2021年4月21日 21時) (レス) id: 077e9ee44f (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 紫月さん» お返事遅くなり申し訳ありません…。コメントありがとうございます。大好き、と言ってもらえて嬉しいです！これからも頑張ります(*´ω｀*) (2021年4月20日 21時) (レス) id: dc85f2d154 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハク | 作成日時：2021年4月3日 8時
