振るわない彼女 ページ12
⚠︎中の人の年齢注意
剣持 side
今日は本社で撮影の予定がある。
バーチャル神奈川からここまで来るのはそう簡単ではない。
というより多少の余裕持っていかないといけない、がそうかな?
様々な電車に乗って疲れた僕はスタジオの隣の楽屋で待つことにした。
このあと散々な目に遭うくらいの撮影があるのも知ってるのに今疲れてたらもう僕ヘトヘトだわ。
楽屋を開けるとそこには1人だけ難しい表情をした心音がいた。
手に持ってるのは医学の参考書、周りに置いてあるのは他の部類の参考書。
彼女は〜……こう言ったら失礼かも知れないがにじさんじの中でのトップクラスに勉強を成す子。(その上はむぎちゃん)
ドアを開ける音を出したのにも関わらず気づかない彼女は何処かつらそうな顔をしていた。
…ロリのする顔じゃないんですけど。
『あ、心音さん、おはようございます。』
心音「…っあ、…おはようございます。」
数秒 間が空いて彼女は返事をした。
懐かしいな、僕もデビューして数ヶ月はこんなんだったわ。
僕は設定というものと一緒に二十歳でいるが、彼女はまだ高校生。それも来年は高三。
急がないわけが無い。
…こんなに頑張っている彼女は本当に美しいと思いますし、素敵な女の子に見える。
ヴヴン…しかし本当に夢中。
この空間はとても気まずいので僕は少し話しかけることにした。
『勉強、がんばってますね。何か買ってきましょうか?』
心音「わっ…びっくりした…お茶とかなら間に合ってるので大丈夫です。」
あっさり振られた。
てっきり糖分とか必要かと思ってました。
笑いすらかけてくれなかったわ…(草)
…いつもの彼女らしく無いな…勉強してる姿ってこうなんだ。
にしては話しかけた時より暗い顔をしている。
何か励ますような言葉をかけたい…
『そんなに焦んなくてもいいんじゃないんですか?また受験までは遠いですし。』
『それにいつもの子供っぽさもなくなってますよ。』
心音「…。」
心音「焦る焦らないじゃなくて今私は集中したいんですよね。少ししたら辞めますんで。」
『勉強には休みも必要なんです。それにこの時間に来たのには案件があったりしてるんじゃないんですか?』
『勉強に囚われないで、少しは解放…』
心音「っ…邪魔しないでください。」
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文字数野郎が来た…
- 金 運: ★☆☆☆☆
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作者名:明日の雨雲 | 作成日時:2024年1月5日 19時