かぐや姫~九坂隆二~２ ページ5
貴方side
「実はな。Aはわしが拾ったんじゃなくてある子がわしたちにAを預けたんじゃ。」
おじいさんは語りだしました。
＿＿＿＿あのときは、わしが山へ芝刈りに行っているときじゃった。
Aを抱きかかえて男の子…九坂くんが走ってきたんじゃ。
すると九坂くんはわしにAを預けていつか必ず迎えに来るからそれまでAを守って欲しいと言われてのう。
ここまで育ててきたというわけじゃ。＿＿＿＿
少しだけ小さい頃の記憶が私の頭に蘇ってきた。
「Aや…大丈夫かね？」
「大丈夫です。」
全て思い出した。
私には親がいなくていつも一人で遊んでいたってこと。
そんなとき私に九坂くんに話しかけてもらったこと。
そこから仲良くなったこと。
仲良く遊んでいたある日人さらいが現れて私をさらおうとしたこと。
そのあと……そうだ。九坂くんが…。
「おじいさん、おばあさん…私九坂くんのところに行ってきます！」
九坂くんを探すために町まで走りました。
走っていると九坂くんらしき人の後ろ姿が見えました。
「九坂くん！！」
私が九坂くんの名前を呼ぶと彼はくるっと振り返ると、驚きました。
「A…？」
「九坂くん！私、昔のことを思い出したよ！！」
すると九坂くんはもっと驚きました。
＿＿＿＿人さらいにあったとき。私は九坂くんと遊んでいた。
私が引っ張られて連れていかれそうになっているとき九坂くんは怖いはずなのに頑張って私を引っ張り返してくれた。
何回も殴られながらも九坂くんは私のことを離さなかった。
けれど九坂くんは自分が強くないから私が危なかったと思ったようで自分が強くなるまで私をおじいさん達のところに預けた＿＿＿＿＿
「あのね、九坂くん。私は引っ張り返してくれていた九坂くんは強いと思うの」
「……」
「私は嬉しかったよ…ありがとう！」
最初から九坂くんはとても強かったです。
だから、もっと早く迎えに来て欲しかったな。
「ありがとう…A。」
「九坂くん…一緒に帰ろう？」
「あぁ。」
月が綺麗な夜、私はおじいさんとおばあさんにお礼を言って故郷に帰りました。
もちろん、九坂くんと一緒に。
#####
グダりましたね。すみません。
しかもかぐや姫じゃないいい(´；ω；｀)
続く
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しょうこ - リクエストします！松風天馬と円堂守お願いします！ (2016年9月18日 2時) (
レス) id: 69d182fd38 (このIDを非表示/違反報告)
しょうこ - 食べられたい (2016年9月18日 0時) (レス) id: 69d182fd38 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 凄く良かったです！リクで神童君で眠り姫お願いします！ (2015年4月3日 20時) (レス) id: 5618d1cd68 (このIDを非表示/違反報告)
妃奈@内申組おいしいです←(プロフ) - かんなさん» リクありがとうございます！遅くなってしまいますが、頑張って書かせていただきます。 (2015年3月1日 17時) (レス) id: 8a096bfded (このIDを非表示/違反報告)
かんな - 真名部君で、浦島太郎の話のリクエストおねがいします！！ (2015年3月1日 8時) (レス) id: bcb00cb961 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひにゃん子 | 作者ホームページ：http://hinano226
作成日時：2014年10月11日 15時
