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どのくらい、走ったんだろう。



柊平くんに手を掴まれているから

柊平くんが止まらない限り、
走り続けたまま。



.



柊平「もう、大丈夫かな」



そう言って、柊平くんは足を止めた。



柊平「大丈夫か?」



「だい・・・じょうぶ・・・」



柊平「大丈夫じゃなさそうだな(笑)」



「・・・そう言えば、柊平くん、
どうして、あそこにいたの?」



柊平「あー、そうだなぁ。

ちょっと電話してからでいい?」



そう言って、柊平くんは
どこかに電話を始めた。



柊平「あー!ごめん、俺、今日行けないわ。
また誘って?ほんとごめんな!」



しきりに謝ったあと、電話を切って
わたしに笑顔でこう言った。



柊平「走ったら、お腹空いちゃった!
夕飯食べよう?」



さっきまでの、緊迫した雰囲気とは
違いすぎて、

怖かったはずなのに
思わず笑っている自分がいた。



.



.




柊平「なるほどね、

あの子、広臣の元カノなのか」



三軒茶屋の、こじんまりした
とある小料理屋さん。



ビールをひと口飲んだ後、
柊平くんがポソっと呟くように言った。



どうやら、柊平くんは
三軒茶屋で同期の人たちと飲む予定で、

お店を探してる時に
人の争うような声が聞こえたから

同期の人たちに先に店に行ってもらって
様子を見に来たんだって。



まさか、わたしが絡んでるとは
思ってもいなかったみたいだけどね。

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hina(プロフ) - 1980noさん» 嬉しすぎたので返信しちゃいます(≧∇≦)1980noさんの暖かいコメント本当に嬉しかったです!ありがとうございますヽ(;▽;)ノぜひぜひ4でもこちらでお話しましょうね(*´ω`*) (2018年1月15日 11時) (レス) id: 1706a54f85 (このIDを非表示/違反報告)
1980no(プロフ) - hinaさん☆こんばんは♪次は新しい章に移行されてからのコメントになるかな?これからもお話楽しみに待ってます!d=(^o^)=b (2018年1月14日 22時) (レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 1980noさん» こんばんは☆生存確認出来て本当に嬉しかったです!(笑)時間ギリギリなのに甘える主人公はなかなか酷いですよね(笑)ありがとうございます!ゆっくり頑張りますので、次もまたコメントお待ちしてます!!\(^^)/ (2018年1月14日 22時) (レス) id: 1706a54f85 (このIDを非表示/違反報告)
1980no(プロフ) - こんばんは(^-^)/今日は臣君の久し振りのインスタ(生存確認)wが出来てhinaさんの更新も読めて嬉しいです( *´艸)主人公ちゃん寂しくなって臣君に甘える所←流石に5分は無理でしたか(*´σー`)エヘヘ♪hinaさんのペースで更新頑張って下さいね!私も旅行楽しみ(^-^)v (2018年1月13日 20時) (レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - 1980noさん» こんばんは♪忙しくてちょっと空いちゃいました(T_T)可愛らしい女の子、わたしもなりたいです(笑)旅行どうなるかわたし自身も楽しみにしております!!(笑) (2018年1月13日 20時) (レス) id: 1706a54f85 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:hina | 作成日時:2017年12月23日 2時

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