似ても似つかない坂田の姉【歌/い手】【あほの坂田】 (ページ35)

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うらたぬきside

セ「で？今何時何ですか？」

朝早くに起こされたからかまだ眠そうなセンラ

う「朝の5時30分だ」

セ「おやすみ」

う「寝るな！…って本題を忘れるところだった」

セ「本題?」

う「センラってお粥作れるか？」

セ「そりゃ、作れますけど…」

う「じゃあダッシュで作ってくれ！」

セ「いやいや！何がどうしたらそんな事になるんですか！？理由を言ってください！」

う「Aさんが、風邪、41度、俺、料理出来ない」

セ「それを早く言ってや！」

そう言って、部屋から出てAさんの様子を見に行くセンラ

セ「あっつ！ほんま高熱やん…とりあえず、お粥作るんで、うらたんはAさんの事見といてください」

う「了解～」

Aさんは、ぐっすり眠っている

う「こういう所は、坂田に似てるんだな」

そう言って、頭を撫でてみる

『…ん～』

う「！…って寝返りか…起きたかと思った…」

セ「出来ました～」

う「ありがとな…Aさん～起きれる～?」

『ん～…うらたんにセンラ～?』

セ「そうやで～…お粥作ったんやけど…食べれます?」

『食べる～』

ふにゃふにゃしゃべるAさんは、とても三十代には見えない

セ「とりあえず、Aさんはセンラが見とくんで、うらたん、坂田と志麻くん起こしてもらってもいいですか？」

う「あぁ、頼んだわ…行ってくる」

いっつも、大人びているAさんが、とても子供らしく見えた

とりあえず、先にまーしぃを起こすか…

う「まーしぃ～?起きてるか～?」

し「…生脚」

う「こいつ…夢でも脚かよ…まーしぃ、生脚ショートの美人がまーしぃの事待ってるって」

し「何やてぇぇぇぇぇぇぇぇ!?どこや!?」ｶﾞﾊﾞｯ

勢いよく起き上がったまーしぃは、俺のことを見た

う「おはよ…」

し「…おはようございます」

う「…見なかった事にしとくわ」

し「そうしてください…で？どしたんですか？」

う「Aさんが風邪ひいたから、センラに起こしてこいって言われた」

し「大丈夫なん？」

う「とりあえず、今はセンラが見てる」

し「分かった～とりあえず、リビング向かっとくわ」

う「俺は、坂田起こしてくる」

そう言って、坂田の部屋へと向かう

坂田の部屋に付くと

「いやや…こんといて…来んなや…うぅ～」

何だか魘されているみたいだった

部屋に入る

さ「やめてや…来んな…」

う「坂田…大丈夫か？」

さ「もう…やめてや…」

う「…Aさんが大変だぞ！」

さ「姉ちゃん!?」