似ても似つかない坂田の姉【歌/い手】【あほの坂田】 (ページ25)

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優…ちゃんと元気になったかな？？

だといいな…

今回は私が近くにいたし、歌い手だってバレてたから何とか出来たけど…もし私が歌い手だってバレていなかったら…

考えるのは辞めておこう…

『優には、あんな思いをして欲しくないから…私が優のことを守るから、安心してね？』

さ「…ん？姉ちゃん??何か言った？？」

『ううん、何も言ってないよ』

坂田side

ふと目が覚めたら姉ちゃんが悲しそうな顔をしてた…何だか起きられなくて、寝たふりをしてた…そしたら

『優には、あんな思いをして欲しくないから…私が優のことを守るから、安心してね？』

って言ってた…

多分デュランタの事だろう…でも『あんな思い』ってことは昔何かあったん？？

姉ちゃんは、僕に何かを隠してるの？？

僕ってそんなに信用出来ないかな？？

さ「…ん？姉ちゃん??何か言った？？」

とりあえず、今起きた振りをする

『ううん、何も言ってないよ』

ねぇ、姉ちゃん、姉ちゃんはいったい何を抱えとるん？何を隠してるん？？

教えてよ…

夢主side

優にきかれたかな??聞かれてないといいけど…

そう言えば…あの話をまだ優にしてなかったかな

『ねぇ、優？』

さ「どうんたん？」

『あのな、その、デュランタ…おったやん？？』

さ「…うん｣

『それでな、優に歌い手だってバレてもうたし、どうせコラボとかも増えるんやろうから姉ちゃん…ここから引っ越す事にした…』

さ「え！？そうなん!?」

『でな、優に相談…というか質問？？1人とはいえ、優の家はバレてるんやから…新しい家で姉ちゃんと一緒に暮さん??』

さ「…へ？」

『実はな？？一軒家買ったんやけど…その、広すぎて…落ち着かんし、どうせなら優も一緒にって思ったんやけど…ダメやった？？』

これは嘘、優の事が心配だし、何かあったらすぐ分かるし、優も健康的でいられるし…まぁ、広くて寂しいのは本当

さ「むしろ、ええの？」

『いや、ダメやったら聞いてへんし…それに、優…コンビニ弁当ばっかで体に悪いから…家事ならそこそこ出来るし…』

さ「僕も一緒に住みたい!!」

『v(*'-'*)oォヶォヶ♪実はもう引越しの用意うち終わっとるし、後は荷物運ぶだけやで』

さ「早！姉ちゃん…いつも家綺麗だから気が付かなかった…」

『まぁ、優が来れる時でええし、結構優の家から近いからすぐに引越し出来るやろ…』

さ「わかった!!すぐに終わらせる！」

『急がなくてもいいよ〜』