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そらるside
今日はまふたちは委員会があって、部活は休み
俺?俺はサボり
その帰り道、人々が慌てた様子で逃げていくのを見て気になったので人が走ってきた方向に行く
そこに、怪物と倒れた女性、怪物が女性を攻撃しようとする
俺は無意識にその女性を引っ張った
そ「あっぶな!」
近くで怪物を見ると
そ「うわっなにこれ、こっわ」
そういえば、さっき人の声が聞こえた気がする…
そ「何こいつ」
怪物は今俺に気がついてない
今なら殺れる…
『攻撃すんな!』
さっきの声…
そ「へ?」
いきなりの事でうっかり能力を発動してしまう
当たった瞬間、化物は俺に気が付き攻撃しようとする
そ「あ」
血の気が引く、とはこういう事か、俺、タヒぬのかな?
漫画とかで死にそうになる瞬間目を瞑っているのを見て、こいつ、何で逃げないの?とか思っていたけど、今わかった…動けない、恐怖によって体が動かない
怖くて目を瞑る
タヒんだ…と思った瞬間、体が浮く感覚
『あっぶないなぁ…間一髪だよ…』
そして誰かの声
恐る恐る目を開く
そ「…ん、え!?///」
周りには、街の景色、そして誰かにお姫様抱っこをされている
『ちょっと、耳元で叫ばないでよ』
その人は目立つ金髪…金髪と言っても白に近い
片目は前髪で見えないが綺麗な水色
光に当たって、ふんわりとした金髪が輝く
…綺麗
声も落ち着くような低めの声…でも女性らしくとても綺麗だ
そ「あ、すいません///」
自分でも分かる、顔が赤い…でもそれだけ綺麗なんだ
そして同時に格好良いとも思う
怪物から少し離れたところに降りる
『ダメだよ、上級の魔物は君ぐらいじゃ倒せない』
あれって魔物なんだ…てか俺でも倒せないの!?
そ「俺、結構強い方だと自分で思ってるんですけど…」
『訂正するわ、魔力学園のSであろうと魔物は中級程度しか倒せないよ』
中級…さっき言ってたのは上級ってことか…てか何で俺のランク知ってんだ?
そ「何で知って!?」
『バッチ、Sランクじゃん』
そ「あ」
そうだった、俺達Sランクはバッチ付けてるんだった
ク「大丈夫!?」
もう1人の女性がくる
『大丈夫〜魔物は?』
ク「とりあえず、結界張っといた」
『助かるわ〜』
そ「あなた達は?」
この人達、どこかで見た気がする
『僕達?』
ク「ただの外部取締役員だよ」
そ「外部取締役員?」
どっかで聞いたこが…
『そ、じゃあさっさと帰りな』
そ「ありがとうございました!」
『礼はいいから』
そ「はい」
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トルコ帽 - 天宮様&96猫様へ。末長く爆発しやがれください、そして新しい命には夢主の名前つけてくれ(( (2023年1月15日 1時) (レス) @page49 id: 37074a29ef (このIDを非表示/違反報告)
そると。 - 10回見てやっと解説に意味わかりました〜!最高でした!涙腺崩壊しました! (2022年9月17日 14時) (レス) @page49 id: 0d3043faf8 (このIDを非表示/違反報告)
響 - あぁヤバイ涙腺が・・・(笑)面白いのにラストは涙が止まりませんでした。作家になれますよ(真面目に)これからも頑張ってください、陰ながら応援しています! (2022年2月17日 20時) (レス) @page49 id: 7b474202c0 (このIDを非表示/違反報告)
つむぐ - ものすごく面白かったです!これからも応援してます! (2020年8月11日 11時) (レス) id: 88b02305d1 (このIDを非表示/違反報告)
姫華(ヒメカ)(プロフ) - ユキmaroさん» 改めて読み返すと、私も、なんかに似てるなぁって思ってたんですよ!まどマギでした!!いやぁ、モヤモヤが晴れた!ありがとうございます!! (2019年10月1日 22時) (レス) id: 16c4b6ebdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:姫華(ヒメカ) | 作成日時:2019年1月9日 16時