お留守番 ページ3
「えぇぇぇ!入れないんですか!?」
わたしはうなだれる。まさか、王と騎士しか入らないなんて…。
「お留守番、よろしくな」
くそぅ!アルさん、声が笑ってますよ!
「ふ、ふん!いいですもーんだ!別に仲間はずれが寂しい、とかないですから!勘違いしないでもらえますか!?わたし、今すっごーく惨めな気持ちになってるんですけど!!」
「そう喚くな。チナツ」
んもーう!ひどいなぁ。
わたしがうなだれている間に、プリシラ様たちはいってしまった。
「はぁ、プリシラ様たちが戻ってくるまで、なにをすれば…うん?」
「よいしょっ!よいしょっ!」
壁登ろうとしてる……っえ!?壁のぼってるー!?
なにやってるの、あの人。
「あ、危ないよー!降りて!壁を登るなんて…そんな、大胆なぁ」
「あ?んだよお前。俺はエミリアたんの元に一刻も早く行かなきゃ何ねーのに」
黒髪の男の人…珍しいな。黒髪の人なんて、2年前たった今でも、すっごくたまーにしか見ないのに……カララギ出身者かな?
「危ないから、やめておいたほうがいいよ。黒髪くん。…て言うか、珍しいねぇ?黒髪なんて、君、カララギ出身?」
「カララギ……?ちげぇよ。俺は、ロズワール邸出身だ!!」
あ、降りてくれた。
へぇ、奇術魔さんのとこの。
レムとラムちゃん、元気にしてるかなぁ?
「そっか。ロズワール邸の…。レムとラムちゃん、元気?あと、ベアトちゃんも」
黒髪くんは驚いた顔をして、
「何でお前がラムとレム、それにベア子のことも」
不審な目でわたしを見る。
まったく、やめてほしいな。ただのお友達だっての!
「黒髪くん、不審な目でみないでよぉ、恥ずかしいじゃないか。って言うか、わたし、自己紹介がまだだったよね?わたしの名前はソルテ。ファミリーネームはないの。よろしくね?黒髪くん」
素性のわからない人に本名を明かすのはダメだから、シアちゃん恒例のお塩!ソルテ出て行きます!
「そうかよ。んじゃ、俺も…」
黒髪くんはいきなり右手を前に突き出し、腰を低く落として、ポーズをとる。
一体、なにをするんだろう?
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ぬぬぬ(プロフ) - ありがとうございます!!!お盆はおばあちゃんの家に行くのでたくさんお話し出来ますよ♪ (2018年8月9日 17時) (レス) id: 43acd54f1e (このIDを非表示/違反報告)
サムタイルスー(プロフ) - ずっと待ってますよ!勿論お友達です!! (2018年8月8日 7時) (レス) id: 726b15423b (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬぬ(プロフ) - ありがとうございます!それでそれで…プレステが壊れました…直るのに時間かかりますが、待っててください!お盆にいっぱい喋りましょう!友達のDS借りて週2.3回できるので、友達やめないでください!! (2018年8月7日 17時) (レス) id: 62aeac2e51 (このIDを非表示/違反報告)
サムタイルスー(プロフ) - お久しぶりです!最近更新できずにすみませんでした!期末テストと終業式の準備が重なったしまって、夏休みなのでできる限りたくさん投稿します! (2018年7月23日 23時) (レス) id: 726b15423b (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬぬ - お久しぶりですね! (2018年7月23日 23時) (レス) id: 5836fff33f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星々 | 作成日時:2018年4月23日 21時