仲良し姉妹とクズぶりっ子は転生した！【ヒロアカ】 (ページ24)

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二十三話　…特待生ってなんだっけ←ただのバカページ24

『…………』

好奇心って恐ろしいね

試してみたくなったら行動に移せってどっかの誰かが言ってたような

あ、やっぱり青空でもキレイだ
逆さになってるから不思議な感じがする

今度は真っ暗な中でもやってみよう
星空で月が出ていて街の明かりがあって…
きっと、今よりも前よりもずっとキレイだと思う

………落ちながら(・・・・・)思うことかな

あれ、でも落ちなくても浮けばいい気がする

『【浮く】』

ふわっと体が軽くなった

あ、もう少しで地面と衝突してた

間一髪ってやつだね

キーンコーンカーンコーン…)

チャイムはタイミングいいね

よっと、さて教室行くか…

次は…総合…だっけ
なにするのかな

ガラ)

轟「…………」

「ね〜え、轟くんてば！」

「無視しないでよ〜！」

さっきの人たちだ
あれ、同じクラスだったんだ

轟「………お、A
髪がボサボサだぞ。何があった」

と丁寧に私の髪を整える

さっき落ちたときかな
そんなの気にしてなかった

『……………ありがと』

轟「ん」

「ﾁｯなんであの子だけ…」
「意味わかんない…何なんあいつ」

轟「………」
「授業始めるぞー席につけー」

あ、先生きた

「えーお前らももう三年ということでー
本格的に将来のことを考えなければならない時期になりましたー」

この先生毎日やる気なさそうだな

「えーこれから進路希望のプリントを配りますー
まあ大体ヒーロ志望なのはわかっていますとっとと書いてとっとと提出してくださいー
あ、轟と言野ー。お前等後で職員室来い。知らせがあるからなー」

なんだろう

…行かなくてもいいかな
面倒だから

轟「A、行くぞ」

『……………うん』

轟「今の間なんだ」

迷ってた
行くか行かないか

コンコン)
轟「失礼します」

『………す』←

「おーきたかー
まあ早速本題行くが轟、お前に雄英高から推薦が来ている」

轟「！」

チラッと顔を見たが嬉しそう、だけどなにか普通のうれしいとは違う
変な感情が混ざっている

まあ大概お父さんのことだろう

………で？

『………私は』

「あーお前は特待生だってよー良かったなー」

『………そう』

轟「嬉しくねぇのか」

『……行く予定ない』

轟「特待生でいけるのに行かないのか？」
『……轟くんは行く？』
轟「もちろん」
『……行く』
轟「っそうか…//」

決めるの面倒だっただけだし

「…轟お前重症だぞそれ」

轟「…はい。わかっています」