仲良し姉妹とクズぶりっ子は転生した！【ヒロアカ】 (ページ21)

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二十話　轟くんの成長が異常すぎておばちゃんついてけないわぁ… ページ21

ASide

…なんか久しぶりな感じする

なんでだろう

「式辞」

…長い

こんな時間あったらお姉ちゃんに会いに行きたいくらいなのに

やっと最後の朝会が終わったと思ったら…

「あ、あの！言野Aさん…ですよね…？
放課後に、体育館裏に来てください！」

『……え』

あ、行ってしまった

周りはなんか口笛鳴らしている

呼び出しか…今までに……23回？くらい言われたから慣れてはいるけど
みんな同じこと言うし別に行く必要もないな

轟「…またか？」

『…うん』

轟「そうか…じゃあ門の前で待ってる」

『ん』

毎回これで迷惑かけているよなぁ…

というか轟くん、かなり大人っぽくなった
成長早いな…

来たよ、でも周りにある気配は何

こっちを見ている同級生………好奇心か

なら、いいや

『なに』

「あっあの、あなたを見た瞬間からあなたのことが好きでした！
僕と付き合ってください！」

私は別にあなたのこと知らないし
というかもはや…

『……誰』

「え…顔も覚えてないの…！？」

『知らない』

そんな、と言い膝をつく

覚える必要がないことは覚えたくない

面倒だから

『おまたせ』

轟「いや、…悪い。聞いてた
俺以外の友達いんのか？そんなんだと作れないぞ」

『………つまらないからいい』

そう。つまらないのあの人たち

話したことはなくても…覚えてないだけかもだけど
直感がそう言っている

アノ人らと同じに見えてしまう

それに…
『轟くんがいるし』

それでもう十分

轟「っ！そうか…」

なんで笑う？
変なことでも言った？

まいいか

『行こう』

轟「…ああ……」

もうすぐ卒業

中学は…どうでもいいや神に決めてもらおう