及『俺の兄ちゃんについてどう思うか意見を求めたい。』 (ページ24)

今日:3 hit、昨日:10 hit、合計:864,227 hit

２３件目ページ24

俺が捕まえたボールは綺麗に弧を描きセッターの居るであろう位置に返った

影「！！」

西「すっげぇ...」

貴「へぇ、すごいね」

威力はある。
まぐれかもしれないがコースも良い。

烏「...大人気ねーな」ボソッ

貴「俺、心は18ですから！」

烏「聞こえてんのかよ...」

呆れる烏養さん

というか、影山くん

思い出したわ～！

徹が一時愚痴ってたな

『天才』

とか言って徹が嫉妬してたの、影山くんだな

貴「ま((西「うおおおお！！！すっげぇ！！
今の！俺に教えてください！！」でぇい」

セリフかぶらすな！！

澤「俺にもコツ教えてください！」

日「おおお俺にもっ！！」

影「...今、コース読めてたんですか？
なんで分かったんスか！？」

貴「え...」

影「教えてください！」

詰め寄るってくる影山くんにタジタジな俺

なるほど、徹がライバル視してる理由が分かった気がする...

こりゃあ、天然爆弾だな

でもこれといってコースを読んだつもりは無い

貴「...強いていえば、打つ前の体とつま先の向きだな
確実じゃないけど、だいたいそっち行くからさ

まぁでも、主に反射だよ」

西「今の全部反射ッスか！？」

全部...じゃないような...

貴「サーブレシーブはボールが軌道の頂点に達する前にある程度落下地点を考えないといけない

慣れろ慣れろー
レシーブは一朝一夕で上手くならねぇしな
体で覚えるんだよ」

さて、もう七時過ぎてるよ

聞きいるほどの話じゃないから
恥ずかしいよ照れちゃうでしょーが←

「おーい、バレー部！
そろそろ閉めたいんだけどー...」

烏「あ、おい！澤村！！」

澤「ハイ！片付けー！」

「「「オァーイ！！」」」

皆がネットを片付け、ブラシをしてる中
烏養さんの隣へ戻り上着を持つ

烏「やっぱお前すげぇわ」

貴「いえいえ、それほどでも♡」

ふと気づくとキラキラとした視線

尊敬の眼差しって感じが烏養さんの隣から伝わってきた

武「僕、武田と言います！！
君はバレーやってたんですね！！」

眼差しが刺さるぜ←

貴「小６～中、高だけ...」

武「すごいなぁ！
影山くんのあのサーブを綺麗にあげるなんて！」

貴「俺だってまだまだ高校生に負けてられませんからね！」

この人は先生だろうか

癒されるなぁ