及『俺の兄ちゃんについてどう思うか意見を求めたい。』VI

２４５件目 ページ2

烏野高校夏休み終了から数日

俺は今日、仕事が休みだ。



烏「おーし！こっから自主練ー！」





烏養さんがそういうなり、山口と西谷が飛びついてくる




山「Aさーん！サーブお願いします！」


西「お願いシャース！！」


貴「おっけーい」




コートに入る




貴「さっこーい！！！」





山口が向かい側からジャンフロ

それをオーバーで捉え、綺麗に返す




貴「ん、イーカンジじゃん！」


山「いやめっちゃ綺麗に返されましたけど」


貴「へー、山口くんは俺を崩そうと思ってんのかぁ？」




ニヤニヤ笑いながらいうと、まっすぐこちらを見て「ハイ！！」と答える山口



いいね。



西谷も「カッケー山口！」とはしゃいでいる


貴「ま、俺はジャンフロについてはアドバイスできないけど…」



やったことないし



貴「でもある程度打てるようになったし、試合を想定して練習した方がいいな」



山「え」



貴「打った後のハナシ！
打ったらすぐに姿勢低くしてレシーブの準備、な！！
こういう練習だとついサーブだけに集中して、次の動作を考えることを疎かにしちゃいがちだけど、試合ではそうじゃないだろ？」




まあ、サービスエースとれるのが一番いいんだけど




貴「練習で次のプレーを意識できてなければ本番でもできないからな
動作をそこで切って終わらせるなよ！山口！！」


山「はっ、はい！！」


西「よしっ！次はオレがとーる！
こい！！山口！！」


山「ハイ！」






山口が打ったジャンフロの下に綺麗に西谷が入る


ちゃんと捉えれてるし、

悪くないんだけど…




貴「西谷もうちょい脇閉じた方が取りやすいぞ」


西「ワキ！！」


貴「…ワキ」←



そう言って、山口に打ってもらってもう一度手本を見せると次はもう治してくるんだからこれはもう才能か



説明下手だからすごく助かる←




貴「ん！そんな感じ！！」






しばらく色んなとこを回って教えていると、俺の携帯が着信を知らせる






貴「お、」





電話は珍しいな、そう思いながら画面をスライドし電話を受けた







貴「もしもーし、珍しいな、電話なんて。
どうしたよ、









＿＿＿＿＿＿明光 」

２４６件目→←設定振り返りの件

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す