１０４cm ページ8
その後わたしは試合終わりの軽いミーティングに参加することなく、赤葦さんに頼まれた得点板をした
午後の練習は翔陽が1度も試合に出ることなく終わった
＿＿＿
＿＿＿＿＿
作戦ボードと救急バックと余ったスポーツドリンクを運ぶ
日「A！それ持つよ！」
貴「しょ、翔陽…！
ありがとうっ」
スポーツドリンクを翔陽に持ってもらい、バスに向かう
貴「翔陽は…今のままで満足しないんだね」
ふと思ったことが口から出た
日「え？」
貴「あっ、ゴメン！気にしないで！」
日「いや！全然！！」
ニカッと笑う翔陽
日「おれはもっと、もっと、1人で戦えるくらい強くなりたい！
気付いたら負けてて、影山に謝られるなんてもうされたくないんだ」
貴「…」
日「戦いたい、俺も」
貴「…かっこいいね」
日「え」
貴「かっこいいよ！！翔陽！！！」
日「え、ふぇ…！？」
貴「わたし全力でサポートする！
翔陽が…皆がしっかり戦えるようにわたしも頑張るから！！だから…」
…言葉に迷って口を閉じる
その時ドンッと背中に何かあたる
振り返ると月島くんがいた
月「チョット、ちっちゃいのでわちゃわちゃしてないでさっさとしてくんない？
もうバスに全部荷物乗せ終わったんだから」
貴「そっ、そうなの！？
ゴメン…！」
月「いいから早く」
わたしの腕からボードとバックをひょいと取り上げてしまう月島くん
貴「えっ！？」
持てるよ！？そんなにひ弱じゃないよ！？
そう言おうと思ったが、
月「僕と日向が荷物積み込むからバスの中乗りなよ
ちっちゃいのがウロウロしてても邪魔だから」
貴「なっ！？」
もしかして親切かと思ったけど、いや、月島くんと知り合ってしばらく経ったので親切って事はまあ知ってるといえば知ってるんだけど
一言余計なの！！
貴「腹黒のっぽ…」(ﾎﾞｿｯ)
月「は？」
貴「…なんでもないですぅー」
月「澤村さーん、有馬サンが澤村さんのこと大好…」
貴「いっ、言わないで！！！
自分で伝えたいもん！」
日「おい月島！！A虐めるなよ！」
月「…分かったよ、ていうか言うわけないだろ、めんどくさい。
さっさとバスに乗ったら」
不機嫌にそう言って荷物の方へ向かっていく月島くん
…やっぱり少し意地悪です
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夏恋 - 大地さんと夢主ちゃんの鈍感さが可愛いです！ 続きめちゃめちゃ楽しみにしてます！ 更新頑張ってください！ (2020年8月18日 19時) (
レス) id: 51f3eea8c5 (このIDを非表示/違反報告)
そこはかとなく(プロフ) - ちいさん» だらけすぎてサボってるだけです！(笑)スミマセン！！これからもゆっくり亀亀な更新ですが気長によろしくお願いいたします！！ (2020年5月10日 0時) (レス) id: 650875736d (このIDを非表示/違反報告)
ちい - 神レベルに好きすぎて一気読みしてきました、もう更新しないんですかね...(泣)続き楽しみにしてます...っ！ (2020年5月6日 4時) (レス) id: 51140f54c4 (このIDを非表示/違反報告)
そこはかとなく(プロフ) - 姫坂ひなのさん» うわぁぁぁ頑張ります！！！亀更新ですが飽きずに見てくださいーー！！！ (2020年3月12日 11時) (レス) id: 650875736d (このIDを非表示/違反報告)
そこはかとなく(プロフ) - SHINOさん» マジですか！！ありがとうございます！頑張りますっっ！！ (2020年3月12日 11時) (レス) id: 650875736d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そこはかとなく | 作成日時：2019年11月20日 21時
