９８cm ページ2
説明するように黒髪サンが言った。
貴「それは！！
ご、ご迷惑おかけしましたっ！！！」
ぺこりと頭を下げたあと、もう一度向き合うと分かる
美人さんだ…
黒髪サン「じゃ、早いとここれ運びましょう
木兎さんも、ついでに手伝ってください」
えー、と、たしか『あかーし』さん？
貴「ありがとうございます、あかーしさん…」
様子を見ながらそう言うと、ふわっと笑う
赤「俺は梟谷の副主将の赤葦京治。
こっちは主将の…」
兎「木兎光太郎！！！」
貴「よっ、よろしくお願いします！！！」
またぺこりと頭を下げた
兎「キミはよく黒尾といる烏野マネッ！！」
貴「ハイ！！有馬Aっていいマス！
Aって呼んでください！！」
ていうかよく鉄朗さんといるって思われてるのか
確かに後ろにいたな大抵
からかいに後ろついてくるからなあの人
兎「Aは黒尾のカノジョ？」
赤「ちょ、木兎さん…」
ン？
誰が誰のカノジョ？
貴「違います違います！！
そりゃ一般的にはかっこいいんだろうなーとは思いますけど！」
そう言うと赤葦さんと木兎さんが少し驚いた顔をする
赤「そうなの？」
貴「そうです！！！
鉄朗さんとは全然なんでもないです！驚く程！！
すぐ意地悪言うし、髪ぐしゃぐしゃにするし…
ちょっと背高くって年上だからってすぐ笑ってくるし、さっきだって、」
そう笑って言いながら得点板を外に出そうと引きずっていると頭をぐわしっと掴まれる
黒「さっきだって、？」
ヒッ
貴「…相談にのってくれて優しいなーって言おうとしたんデスヨ…」
黒「へーー？」
怒ってる…？
後ろを振り向けずにいると、ひょいと片腕で腹の横に抱き抱えられる
貴「やめてください！！」
黒「だめでーす
得点板も持ってこずに俺の悪口に花咲かせてるからおろしませーん」
兎「うおー、すぐ抱えられるじゃん！
ちっちゃ！！」
赤「…僕らも次試合なんでそろそろ行きましょうか」
ちょっと皆さん鉄朗さんを止めてください！
わたしを抱える鉄朗さんの横を木兎さんが喋り笑いながら、その後ろを得点板を押しながら赤葦さんが歩く
狼に捕まえられたウサギになった気分だ
みんなでかいし…
兎「あ、そういえばA、黒尾のこと鉄朗って呼んでんだな！？」
貴「ふぇ？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 376人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏恋 - 大地さんと夢主ちゃんの鈍感さが可愛いです！ 続きめちゃめちゃ楽しみにしてます！ 更新頑張ってください！ (2020年8月18日 19時) (
レス) id: 51f3eea8c5 (このIDを非表示/違反報告)
そこはかとなく(プロフ) - ちいさん» だらけすぎてサボってるだけです！(笑)スミマセン！！これからもゆっくり亀亀な更新ですが気長によろしくお願いいたします！！ (2020年5月10日 0時) (レス) id: 650875736d (このIDを非表示/違反報告)
ちい - 神レベルに好きすぎて一気読みしてきました、もう更新しないんですかね...(泣)続き楽しみにしてます...っ！ (2020年5月6日 4時) (レス) id: 51140f54c4 (このIDを非表示/違反報告)
そこはかとなく(プロフ) - 姫坂ひなのさん» うわぁぁぁ頑張ります！！！亀更新ですが飽きずに見てくださいーー！！！ (2020年3月12日 11時) (レス) id: 650875736d (このIDを非表示/違反報告)
そこはかとなく(プロフ) - SHINOさん» マジですか！！ありがとうございます！頑張りますっっ！！ (2020年3月12日 11時) (レス) id: 650875736d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：そこはかとなく | 作成日時：2019年11月20日 21時
