及『俺の兄ちゃんについてどう思うか意見を求めたい。』IV

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貴「ほーい、とーちゃーく」



お礼を言って降りていくそいつら


黒尾の肩を叩き伝える



貴「悪いけどトランクにあるスポドリやらなんやら運んでやってよ
俺車戻して(監督達に酒渡して)そのまま部屋戻るわ！」



…仕事しなければ←



毎晩言ってんなコレ、つらァ！！



黒「あ、Aさん、これ」




ビニール袋を渡される




貴「え、何？」



木葉「さっき内緒でちょっとね〜」

赤「俺らからのお礼って奴です」

雀田「少ないですけどね(笑)」

兎「今日も連れてってくれたし奢ってくれたし！」

黒「なんだかんだいっつも急いで仕事終わらせて練習に付き合ってくれてるし？」

宮ノ下「感謝＋これからもお世話になりますって事で！！」






え






貴「…ありが、とう…」





黒「あれ、顔赤いんじゃないデスカ？w」

兎「ホントだー！！赤い！！！」

木葉「感動しちゃった？(笑)」

赤「ちょっとやめましょうよ、
泣いちゃうでしょ」



貴「赤くねぇし泣かねぇよ！」



雀田「Aさん、いっつも笑ってるし優しいけど、そっちの素の方がいいですよ！」

宮ノ下「うん、親近感湧く！」




…そっちって…





貴「…じゃあ、有難く…頂戴します」





ニヤニヤしている男共と、ニコニコしているマネ




貴「〜っ、早く行け！アイス溶けるぞ！」






車のドアを閉めて



エンジンをかける






貴「じゃあおやすみ…」




おやすみなさーいと未だにニヤニヤニコニコする6人をほっといて、駐車場まで車を回す





薬局の袋を開けると、スポドリと缶コーヒーと柿ピーと溶けかけのゴリゴリくんのソーダ味とチョコレート




貴「統一性無いなぁ…」





車から出てゴリゴリくんの袋を破きかじる




冷たさが心地いい




貴「…ふー」




ウン、素直にすごい嬉しい



絶対言わないけど






言わないけど。






貴「…ぃよしっ！！！」








まあとりあえず
明日は烏野も来ることだし

早く帰って来れるように仕事頑張ろうかな

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